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悪戯心
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朝、起きればカメリア様の顔が暗がりの中、見えた。
ぺたぺたと顔を触る。髪。額。目。鼻。口。輪郭。
整っている。大変美形だ。起きて開いた先に見える瞳は綺麗な赤い色。
首、鎖骨、胸……まで手を滑らせて、引っ込める。
一体自分は何をしているのだろう。カメリア様で遊ぶなんて恐れ多い。
起きようと思いベッドの端を目指すと、腕をとられベッドに寝かされた。見上げればカメリア様が眠そうに覆いかぶさっていた。
「……おはようございます」
「ん……。おはよう」
「まだ、寝てていいですよ」
「逃げるだろ、お前」
「なっ!!逃げませんよ。起きようと思っただけです」
「まだダメだ。学校まではオレが送ってやるからギリギリまでオレの腕の中にいろ」
「もう……どうせ反対しても聞き入れてくれないでしょう?」
「よくわかったな」
「分かりますよ」
「じゃあ、今のオレの気持ちは?」
じっとカメリア様を見るが、よく分からない。とにかく眠そう、ぐらいだろうか。そう言ってみると、少し落胆したような顔をした。そんな顔は見たくないのだが。
「美味しそうな子羊だな」
「はい?食べないで下さいよ?僕はまだ生きていたいんですから」
「……まあ、まだ食べない。けど遊んでみるか」
「へ?」
ぎゅっと抱き込まれ、ベビードールのスリットから手が入り込むと、下着の紐の片方を解かれた。
「っっっ!?なっ、なにっ……」
レース越しに胸の突起を舐められ、変な感触に眉を顰める。
脚を撫でるカメリアの手が上がってきて尻を揉みしだくので下着がだんだんズレてくる。カメリア様を押し返すも、胸の突起を噛まれ、ビクッと固まる。
「カメリア様っ」
「立ってる」
クリっと触られれば、ぴくっと体が跳ねる。
「そ、それはっ」
「それは?」
「カメリア様が舐めるからでしょう」
「舐められれば乳首が立つのか?」
「し、知りませんよっ」
「こっちも立ってる」
「っそれは……」
満足そうに笑うから、じっとカメリア様を見ているとキスされた。舌が触れ合い、引っ込めれば追いかけて絡められる。カメリア様の指が僕の胸の突起を弄り、カメリア様の膝で僕の股間をぐいぐい押してくるので、逃げようと体を捻ると、キスが更に深くされる。
「っは、あ……んぅっ」
レースがさらさらと肌を擦って、変に気になる。
カメリア様の手が、ぬるりと僕の勃起したそれに触れ、僕は涙目で目を見開く。
「っはぁっ、だっめ……あっ、やだ……」
「スアム」
「待って、カメリア様っ、待っんんうっ」
扱いてくる手を止めることが出来なくて、縋り付くようにカメリア様のローブを握る。
「んっ、んんっ……ふ、ぁんん」
やけに恥ずかしい。
朝なのに。起きなくちゃいけないのに。なんでこんなことをしているのだろう。
「ふ、あっ……あ……ああっっ……」
呆気なくイッてしまって、黒いレースの上に白い精液が見える。
恥ずかしい。隠れてしまいたい。
なのにカメリア様はベッドの天蓋カーテンを一角開けた。朝の明るさがベッドの上を曝す。
「うっ、わあああっ」
咄嗟にカメリア様の腕を掴んで窓に背を向け丸くなる。
「なんだ?どうした?」
「なんで開けるんですかっ」
「見たかったから」
「暗がりでも十分でしょう!?」
「いや、ちゃんと見たかった」
ひょいっとカメリア様の脚の間に座らせられ、窓と向き合う体勢にされた。体育座りなので問題は無いけれど。
「まだ、時間あるな」
頭の上から聞こえる声が心地いいなんて一瞬思ってしまった自分を殴りたい。
カメリア様の手が僕の脚の間に入り込んで、蕾に触れた。
「ちょっ、朝からっ、なんてことっ、ひっ!!」
ぬるぬると指が難なく蕾を暴いていく。つっと触れてきた胸の突起をキュッと摘みあげるので、背中が弓なりになった。
「カメリア様っ」
「気持ち良さそうだな」
「み、見ないで下さいっ……」
じっと食い入るように見てくるので、どうすれば止まってくれるのだろうと考えるも思考がすぐに霧散してしまう。
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