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愛の確かめ方7
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『…めぐみ、コレ、スースーするよ…!』
うわー顔真っ赤…!
かーわいい♪
『暫らくすれば慣れるから大丈夫だよー』
ちなみに瀬梛改め瀬梛ちゃんは、黒のさらさらロングストレートのウイッグに灰色のタイトなワンピース。
瀬梛ね、思いのほか細くて、なんとか僕の服着れてよかった…
丈はもちろん短め。
スースーする…!って言いながらスカートの裾を押さえながら歩く姿はなんとも言えない良さがあって…
『めぐみ…みんな見てるよ…?やっぱり男がこんな格好したら…!』
『大丈夫ー!すっごいかわいいから!』
そんなこと気にする必要ないのになー笑
バレるなんてそうそうないよ
それで男の子だって見破れる人が居たら、その人こそその道のプロだろうよー
確かに通りかかる人がみんなみてるけどそれは瀬梛が可愛いからだよー
モジモジしてるあたりが凄いツボ。
『…でも…!』
『可愛いから安心しなって!』
もう可愛すぎて思わず抱きしめちゃった
良乃さんの働いてるお店、瀬梛は言ったことないって言ってたから店名だけ聞いてネットで調べて見たの
そしたらびっくり。
瀬梛の恋人、そのクラブでNO.1のホストなんだって。
多分間違いないよー
源氏名が表札に書いてある本名そのまんまだったから。
瀬梛には言わなかった。
余計な心配して思いつめちゃいそうで…
そうこうしているうちに、写真で見覚えのある外装が見えてきた。
『あ、あれじゃない?』
多分あれが、そう。
『…やっぱり、帰ろうよ…!』
怖くなってきたのかな?
瀬梛の目が怯えたように揺れる。
『なに言ってるの!今更』
かんばれ、瀬梛。
僕は後ろに隠れるようにしがみつく瀬梛を引きずりながら
店内に入った。
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