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妨害
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俺の予想通り、現在ブッチギリの1位
まっ、このままいけば俺が、ちょっと遅いくらいでも問題はないだろう。
選手a「なぁ、本当にやるって?」
隣の選手達がボソボソと話しているのが聞こえた
選手b「そんな事言ってたけどな、でもいいんじゃね?このまま普通に行ったらつまんないでしょ、(ニヤ」
なんの事かはわからないが、
多分…
良いことではないってことは、わかる。
選手a「そうだなぁ、少しくらいハプニングがないとつまんないか(ニヤ」
選手b「おっ!もうちょいだぞ」
2人の目線の先は、ちょうど走っている人たちの方だった
走者は6人目で、うちのクラスは女子だったため2番手に走っている男子にだんだんと距離をつめられていた。
このままだったら俺のとこに来る前に抜かされるかもな、
こっから考えられる答えは…。
選手a「いけっ!」
その言葉とほぼ同時に、2位の奴にぬかされ、うちのクラスの走者が転んだ。
「「おーっと!今まで1位をキープしてきた3組が転倒‼︎5組が1位に躍り出ました!」」
アナウンスの奴、煽るような事言いやがって。
今のはどう見ても抜かす時に肘が当たっていた、妨害とまではいかなくても…
『悪質だな、(ぼそっ』
泣きそうになりながら、それでも必死に走っている。
名前、なんて言ったっけ?
確か…
「ごっ、ごめん」
そぅそぅ、
『大丈夫、任せて河村さん(にこ』
こんな事されたらしょうがないよね。
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