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時は金なり14
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ビビーッ、ビビーッ、
ああ、天の助け!
「ほら、お客さんだよ」
ペロペロパクンしているケイに優しく言う。
だって刺激して激しくされたら間違いなくイクから。
でもスルーするケイ。
「お客さん受けないと金になんないだろ?お前の食い分も稼がないと」
それが効いたのかケイはムスコちゃんを解放した。
しかも、
「続きはお客さん帰ったらやってあげます」
と何故か上から。
何故上からなんだ?
俺がもうイキそうだとバレてたとか?
俺はすっかり、やんちゃ坊主になったムスコちゃんをないないする(しまう)
うっ、閉まらない………。
やんちゃ過ぎるぞ!
俺はシャツで隠しながら玄関を開けた。
「オッス!おら、佐伯」
「………………うん、知ってるし」
ドアを開けると佐伯さんが居た。
閉めようとするが、ドアを掴まれ、ついでに腕も掴まれた。
佐伯さんは俺の股間を見ている。
しまいきれなかったやんちゃ坊主が下着とともに、『やあ』と顔を出しているから。
やべえ、手を掴まれてるから隠せない。
「いや、これはその…………」
「ケイとヤッてた最中か?」
佐伯さんはニヤリ。
「ちが、違います!ケイが勝手に、それに俺はケイとやるつもりは」
「やるつもりない?チンコおっ起ててか?説得力ねーし」
ごもっとも!てへっ
笑って誤魔化す俺を佐伯さんは凄い勢いで抱き込むと玄関横のトイレに連れ込んだ。
えっ?なに?
ちょっとなに?
佐伯さんが俺を後ろから抱きしめ………いや、羽交い締めに近い。
はっ?まさか、俺が佐伯さんちに届けされたAVを拝借したのがバレた?
それとも佐伯さんが良いって言ってたキャバ嬢を酔った勢いで食ったのがバレた?
色々心当たりを捜す俺だけど、ひとつ気になる事が………。
何故?佐伯さんは息が荒いのか?
俺の尻に当たる固いものは何か?
なんだろう?
「佐伯さ…んんっ」
名前を呼ぼうとしたら口を塞がれた。
やべえ、俺消される!
きっと佐伯さんは殺し屋か何かだったんだあーっ!
じゃあ尻に当たるのは銃?
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