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歌の3。いついつ
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いついつ
鬼山宏樹
重蔵に雇われたヘルパーの一員
休みの日は誠史達と遊んでくれる兄のような存在
その彼の初めて見せる顔
「あふ…」
なだらかな肌を滑る指
そして紅潮した頬
こくん
「どうだ?気持ち良さそうな顔をしているだろう?」
宮司が誠史の肩を抱き囁く
「んっん…」
差し出された誠史のペニスをくわえると
「あんっ!」
誠史は甲高い悲鳴を上げる
「これは覚えておいた方が良いぞ気持ちよくイかせられる」
「ふあっ!ああっ!う…」
ちゅぷっ
ちゅくっ
ちゅくっ
「ほらほら!あんあん言ってないで覚えろよ…ひゃっ!」
「君もね。可愛い声だ」
ぐちゅっ
「ああっ!こ…のエロジジイッ!」
指が抜き差しされ
鬼山は腰を振る
「あはああ…じじいにイかされるぅ」
うっとりとした眼差しで誠史を見つめ
「あうんっ!ああーっ!」
誠史は悲鳴と共に精液を放つ
「んっ!」
こくっ
精液を飲み
「まだへばるなよ。これからが本番だ」
重蔵に跨がり
ゆっくりと腰を下ろす
「このバッキバキのじいさんのが入っていくから」
ずっ
「あうっ!ああっ!」
重蔵の剛直が美味そうに飲み込まれていく
「はあっ!初めての奴は痛がるから指でならしていけ。でもって、お前の可愛いので存分によがらせてやれ!」
踊るように腰を振り
喘ぐ
「やり方は分かったな?」
「うん」
服を握りしめ頷く
「良い子だ。大人の言うことを聞いたら上手くいくからな」
鬼山が妖艶に笑う
あの鬼と同じ笑い方で
「鬼島君は祭りが終わればもうここには帰ってこないから」
今のうちに写真を納めておこう
こっそり後を着け
写真を撮っていたが
「あれ?詩織?」
何故か詩織と会っていた
「せっかくだから詩織も撮っておこうかな」
二人にそっと近づくと
「あのさ詩織。俺、実は詩織の事が…好きなんだ!」
頬を赤らめ
告白する
「何かドラマみたい」
重蔵の家に遊びに行ったとき
鬼山が見ていた恋愛ドラマのようで
「俺ってば二人を邪魔するストーカー夫みたい」
ドラマのようだとワクワクもしていたが
「ごめんなさい。私、誠史が好きなの」
「…え?」
鬼島と同時に誠史も声を上げる
「何であいつ?」
「何で僕?」
思わず疑問符をかける
「何でって?好きだから。鬼島君は何で私の事が好きなの?」
「それは…可愛いから」
「ほらあやふやだ」
にっこりと笑う
「可愛い…」
そう言えば詩織はいつもニコニコして可愛い
鬼島が居なければ好きになったかもしれないが
「でも詩織は妹みたいだし」
パシャッ
折角の初告白だからと記念に撮影する
「写真の得意な幸一に頼めばよかった」
と呟きカメラに収めた
「誠史!」
いつものように和臣を迎えに行こうとした誠史に鬼梨が呼び止める
「誠史ー?」
剛志の呼び掛けに
「先に行ってて!」
誠史は促す
「悪いな。約束があったんだろ?」
「大丈夫です」
「実はな…鬼島がお前にいじめられていると聞いてな?」
優しく問いかける鬼梨に
「違います。ちょっとケンカをしただけで」
誠史は嘘をついた
「剛志はともかくお前が珍しいな」
「村を馬鹿にされたから…」
「そんなことで?」
吹き出す鬼梨にムッとする
「ああすまない。お前達には大事な場所だな」
この教師も村をバカにしている
「先生も気を付けて。言うことを聞かない人は鬼にお仕置きされる」
「怖いな」
肩を竦める鬼梨に
挨拶し
剛志と合流する
「先生は何だって?」
「鬼島君の事」
「ああ。あいつ詩織にフラれてムカついてあることないこと言いふらしているんだ」
「どうせ居なくなるんだからどうでも良いだろ?」
幸一は冷たく言い放ち
「それよりおじさんたちが待っている
」
犬飼市のバス停に急いだ
「おーい!つよぽーん!」
嬉しそうに手を振る少年
「あいつも来たのか…」
うんざりしたように呟く剛志
「相変わらず剛志ラブなんだ」
「幸一は剛志が好きなんだな」
和臣も意地の悪い笑顔を見せる
「うっさい」
「久しぶり。今回は君らが花婿と花嫁だって?」
息子の頭を乱暴に撫でながら笑いかける
「カラスのおじさん」
カラスと呼ばれる鳥井村出身の人間
「俺に言ってくれたら良かったのに」
少年が剛志の腕に自分の腕を絡める
「こらこら幸一。剛志君は幸一君のお嫁さんなんだから」
父親が笑いながら引き剥がす
「…と…」
視線を感じ
そちらを見る
「こんにちは」
あからさまに見下したような眼差しの男
「鬼島君のお父さん」
「こんにちは。鳥辺野と言います。大学で教授をしております。今日は祭りで帰郷しています。これは息子の幸一です」
丁寧に挨拶する鳥辺野に
「ふっ」
鬼島は笑い
「鬼島です。仕事の都合でこちらに引っ越してきました。皆さんには良くしていただいています」
挨拶する
「今日から村に男のみでこもります。不便ですが、代わりにご馳走や酒が出るので楽しみにしています」
「お菓子も食べ放題だし、夜更かししても怒られないもんな」
鳥辺野幸一も楽しそうで
「ああ。その事なんですが、鳥川氏にも伝えました」
「断られた?」
「ああ、息子が誠史にいじめられて塞ぎ込んだらしい」
そんなところに一週間もいられないと言う
「あんな優しい子がいじめなどするわけがない!」
「いじめていたのはあちらだと剛志達も言っています。ただ担任の鬼梨先生が面倒臭そうであまり動かないそうです」
「やれやれ…都会ッ子はずる賢いな」
重蔵のペニスを舐めていた宏樹が顔を上げる
「いつからそこに?」
「鬼山君…いつの間に…」
「じいさんは気付けよ…禁煙中で口寂しくて」
「重蔵さんに負けないセックス依存症ですね…」
「搾り取られそうだ。それよりカラスは到着しているか?」
「はい」
「ならば客人を迎えに行かせるんだ。私に逆らうとどうなるか思い知らせてやる!」
一度囲えば絶対に逃がさない
続く
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