アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
歌の6。鶴と
-
(ズル賢い)鶴と
籠の中の鳥はずっといると思っていたのに
「短い間でしたがお世話になりました」
丁寧に頭を下げる宏樹
「宏兄も居なくなっちゃうの?」
和臣が涙を流す
「ごめんな。ここでの仕事は日にちが決まっていたんだ」
「元々鬼山君は療養できていたんだ」
重蔵が和臣を慰める
「何の病気?」
「心の病気だ。ここで仕事をしながら治した」
「今までありがとう。また遊びに来てくれ」
「ああ。じいさんも元気で」
手を差し出した重蔵の
「何故私の股間を握る?」
「ごめん。間違えた」
悪びれた風でもなく
バスに乗り去っていく
「あの人も花嫁だと思っていたのに」
剛志がつまらなそうにため息を吐く
「花嫁役が一人になったね」
誠史が笑いかけると
「別に」
剛志は和臣の手を握る
「皆がいるし。また花嫁は居るんでしょ?」
「ああ。あの鬼梨君。後は婿殿だな」
「てか幸はどうしたんだろ?」
カシャッ
カシャッ
「やっぱりお前の方が可愛いな」
「んっ!んっ!」
ちゅぷっ
ちゅぅ
「は…あ…」
ピンクのベビードール姿の幸一が鬼梨のペニスをしゃぶる
「けほっ!剛志には手を出すな」
口元をぬぐう
「剛志は俺のもんだ」
「だったらちゃんとおねだりしてみろよ!」
「ひぐっ!あっ!あああーっ!」
幼いアヌスを引き裂く狂暴なペニス
「ああ、可愛いなあ幸一」
ずんっ
ずちゅっ
ずちゅっ
「ひああああっ!」
乱暴に揺さぶられ
涙を流すも
鬼梨は気にも止めず
「おらっ!はらんでみろよ!」
「いああああーっ!」
体内に精液を注いだ
「誠史」
一人で遊んでいた誠史に夏輝が手招きする
「夏兄。どうしたの?」
「何か寂しそうにしていたから」
後ろから抱き締める
「重いよ」
笑いながら振り返ると
「んんっ」
ちゅく
「ぁん…」
唇を重ね
舌を侵入させる
「んふ」
舌が侵入し
口内をなぞる
「んんぅ」
ちゅく
銀色の糸が互いの唇に引かれていく
「はあ…夏兄」
「お前の好きな奴が俺だったら良かったのにな」
「夏兄も…」
優しく撫でてくれる感触に身を任せる
「お前は和臣より可愛い」
「僕は和臣も好きだよ」
「あいつは俺の嫌いな奴にそっくりだ!」
吐き捨てるように言い放つ夏輝に
「もしかして…」
「夏輝!仕事だ」
宮司が声をかける
「今いく!」
誠史の頭を撫で父親の元に向かった
「幸、お帰り」
村に戻った幸一に誠史が駆け寄る
「ただいま。剛志は?」
「鬼梨先生の所。この間の写真を幸一に送るんだって。あのさ…何で幸一はあの時あんなに怒ったの?」
祭りが終わった後に怒りをぶつけた鳥辺野幸一
「幸ってば何か言ったの?」
「言ってない。剛志がちゃんと俺の言うことを聞くか試したらあいつに見つかった」
道端で下半身を露出させるように命じたと言う
「普通怒るよ。僕も見つけたら怒るよ。
宗兄も無茶な命令はダメだって言ってたろ?」
「無茶じゃない。あいつも嫌がらなかった」
「もう…」
その日遅くまで剛志は帰ってこなかった
「ほら!幸がいじめてるから先生に言ってるんだよ」
話を聞いた他の男子も幸一を叱る
「そんなわけない。それにあの人は無関心だし」
「…?」
「剛志!随分遅かったね!」
夕食の時間になって帰ってきたと連絡を受けた誠史が電話を掛ける
「うん。作業に手間取った」
「それで幸一が怒った理由を聞いたんだけど」
「ああ。あいつ短気だよなー」
「そうじゃないだろ!幸のわがままにどこまで付き合う気だよ!」
「俺は奥さんだから良いの!今日は疲れたかたらおやすみ!」
乱暴に切られ
「もう!重蔵さんに言っちゃうんだから!」
誠史は憤慨したが
二人の絆は大人や誠史達が思うより深くなっていた
「俺は旦那だから」
「俺は奥さんだから」
あいつを守る為なら何でもする
続く
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 147