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くちゅくちゅと咥内を掻き回す音が鼓膜を刺激する。
「んん、ふ」
2人分の唾液がたまり、コクリと飲み込むと口を離された。
「ぁ…」
「ん?
物足りない?」
長岡に言われた事は図星なのだけど素直に頷けず目が泳ぐ。
恥ずかしくて心臓が痛い。
髪を耳にかけるように頬から頭を撫でられ、その優しい手にきゅんとする。
「はるちゃん」
「………も、の…たりない…です」
「えっち」
ねっとりと耳朶を舐められ甘く疼くやらしい身体。
たった数ヶ月でこんなに淫らになったのか、それともこれが本当の自分なのか。
にやにや笑う長岡の目にサディスティックな色が見えた。
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