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③ 正宗
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「はぁ。」
「あれ、正宗は今日も朝からお疲れだねぇ。またお兄さんとなんかあった?」
学校にて、俺が大きなため息をついていると幼なじみ兼親友の高橋 響が面白がって近づいてくる。
響は恋愛にはだらしないが信用できる男だ。
こいつにだけは俺が兄貴を好きだと言うことがバレてしまっている。
「聞いてくれるか、響!!」
俺は逃がさないようにがっしりと響の腕を掴む。
「おおっと…。これはまた追い込まれてんな。」
響は苦笑いをして、隣の席に座る。
長話を覚悟したのだろう。
「今朝もまた兄貴は…」
俺は長々と兄貴との今朝の事を話し始めた。
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