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26 陽
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誠人が帰っていった。
「まーさ!」
避けられないようにこっそり近づき、ソファーに座った正宗に後ろから抱きつく。
ビクッ
「兄さん……やめて。」
「やだ。」
「ご褒美はもうやっただろ。」
「足りない。」
解こうと思えば解けるほどの力しか入れていない腕。
それでも解かないのは正宗が本気で嫌がっていないから。
チュッ
首筋にキスを落とせば、首元から耳まで真っ赤に染まる。
可愛い。
たまらなくなって、何度もキスを落とす。
「兄さん…やめっ…て……ひゃっ…」
「まさ…可愛い。」
「かわいくなんか……ないっ…」
目にいっぱいの涙を貯めている正宗。
ゾクゾクする。
正宗をもっといじめたくて仕方がない。
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