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52 正宗
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「兄さん、起きてくれ。」
いつも通りに兄貴を起こす。
「ん〜、まさ?…おはよ〜。」
兄貴が俺を見て嬉しそうに笑い、そんな兄貴にドキドキする。
「おはよう…って、うわっ」
グイッ
腕を引っ張られてそのままベッドに倒れ込む。
前にもこんな事があった気がする。
「兄さんっ!!」
「ん〜、今日は日曜日だからいいだろ?ゆっくりしよ。」
ニヤリと笑い、キスをされる。
「うぅ」
顔が熱い。
早く離れないと…
「まさむね、好きだよ。」
「っ…」
だめだ、もう。
心臓がもたない。
「まさ、顔真っ赤だな。かわいい。」
「兄さんの、せいだ…。」
兄貴は嬉しそうに微笑むと俺を抱きしめたままねむってしまった。
気持ち良さそうに眠る兄貴を見ていると俺も眠たくなってきて、そのまま兄貴の腕の中で一緒に眠った。
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