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番外編 誠人の場合2
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「誠人さん、おはようございます。朝ですよ。」
優しく体を揺すられ目を開けば、そこには長い髪を揺らす、可愛らしい君がいた。
「おはようございます。光希さん。」
彼は瀬名 光希。
僕の婚約者だ。
一見女の子のような格好をしているが、正真正銘男である。
僕は大学に入学して以来、婚約者として彼の実家の離れにて2人で暮らしている。
「いい匂いがしますね。」
「はいっ!今日の朝ごはんは誠人さんの好きな洋食です!!」
可愛いな。
無邪気な笑みを僕に向けてくれる。
「それは楽しみですね。」
僕が微笑めば、満足したように光希は笑った。
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