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大人になりました6
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「せんせー、おいしーよ!食べないの?」
俺が買ってやったチキンを一つ俺に差し出してくる。
何故か俺はチキンを買わされた挙句公園のベンチに座らされていた。
「俺は遠慮しておく。」
そう言うとえーっと言ってそれを口に運んだ。
「…で、どうして俺をこんな所に連れてきたんだ?」
「そんなの、先生と一緒に帰りたかっただけだよ?」
「嘘つけ、なんか話したいことがあるんだろ?」
そう言えば、フッと工藤の顔から笑顔が消えた。
「先生の首筋…見えちゃったんだ。先生彼女いたんだね。」
「…っ」
俺はサッと首筋の跡を手で覆う。
「…俺、先生の事好きなんだ」
「えっ…」
「だからちょっと、嫉妬しちゃった。」
工藤が俺の事が好き…?
嘘だろ。
「冗談はやめてくれ…」
「冗談なんかじゃない。初めて見た時から、可愛なって思ってた。」
そう真剣な顔で俺を見つめる工藤はいつもとは違って
怖い…
大切な生徒に、そんな感情を抱いてしまった。
「先生、俺の物になりなよ。」
油断をしていた俺はそのまま押し倒された。
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