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大人になりました13
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「…ん……」
眩しい。
俺はゆっくりと目を開く。
俺は何故か自分の部屋のベッドに寝転がっている。
「にぃ、さん…?」
辺りを見渡すが、兄の姿はない。
もしかしてさっきまでの事は夢だったんじゃないか、なんて考えたがその考えは一瞬にして消えた。
一応整えられた服はボタンが掛け違えられており、自分が出したと思われる精液で汚れている。
俺が落ち込んでいるとガチャッと部屋の扉が開いた。
「まさ、おはよう。」
「あ…にぃさん………」
声が震える。
「なに震えてんの。俺の事、怖い?」
俺はぶんぶん首を振る。
「怖く、ない…」
怖いんじゃない。
兄貴の事、怖いなんて絶対に思わない。
ただ…
「あの…俺の事、嫌いになった…?」
兄貴に嫌われたのかと思うと、涙が溢れ出てくる。
「ばーか、俺がまさの事嫌いになる訳ねーだろ?…さっきはごめん。いじめすぎた。」
兄貴は優しい手つきで俺の頭をなでてくれる。
「本当はまさが浮気なんてしてないって知ってた。どーせまさの事だから生徒を押し返せなかったんだろ?」
「…うん」
「さっきのは…それでもまさが俺以外のヤツにベタベタ触らせてて腹が立ったのと、アイツにお前の入るスキはない位まさが俺の事好きなんだって見せつけたかった。」
「…もう、しない。触らせない…兄さん以外に…」
「ん…いーこ。」
兄貴は俺を抱きしめて額にキスを落とした。
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『ぶらざーこんぷれっくす。』完結です!
ここまでお付き合い下さってありがとうございました(*´˘`*)♡
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