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男は部屋に入ってくると、恐る恐る、と言った感じで有真に近づいてきた。
「...だい、じょーぶ...?」
「...へ?」
返事をマヌケに返してしまった。
でも、仕方ないと思う。
どうして俺は、知らない部屋のでかいベットで眠っているんだ...?
疑問が顔に出ていたのか、男はゆっくり説明してくれた。
「え、と...君、がここにい...るのは、雨が降ったときに倒れ...ちゃったか、ら。おれ、の家には...こんじゃった...」
男は、ごめんね?と言ってきた。
要するに、自分が雨が降ったあと、倒れたから、男が家に運んでくれた...という事だ。
...
どうして、そんな事してくれるんだろう...。
嬉しさや悲しさや切なさ。それらで胸が苦しい。
男に連れてきて貰えた事が、現実とは思えず不思議な気持ちになる。
───── 俺はどうしたらいい...
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