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side響也
紅葉がひどいくらい泣いてた。
聞いてて辛かった。まだ彼女のことを忘れられていなくて紅葉は辛そうだ。
約三年も付き合った彼女。結婚も約束した彼女に振られたんだもんな。
それはたしかに辛くもなる。
もし、紅葉と付き合えて結婚?の約束してそれがいきなりなかったことにされたらたしかに辛い。
紅葉の気持ちを考えると悲しくなる。
そんな紅葉は今俺の隣ですやすや寝ている。
睫毛が長くかわいい顔。こんな至近距離で好きな子がいるが、なんとか理性は保てている。
ここで理性が崩壊したら一生紅葉には口を聞いてもらえなくなるだろう。
そんなことを考えると怖くなった。
今まで大切にしてきた恋愛なんて俺はしたことがない。
誰とでも寝ていた。色んな人達と肌を重ねてきた。
一人の人をここまで深く愛すことなんてしたことがなかったと思う。
以前の俺なら一人に縛られてるとか耐えられなかった。
今は違う。片思いなのに紅葉だけでいいと思える。
紅葉だけは大切にしていきたいと心から思っている。
俺なら絶対に美希っていうやつみたく紅葉を悲しませる行為なんてしない。心から誓える。
一生側にいてと言われれば絶対離れないし、結婚してと言われれば養子縁組を組む。
それくらい尽くしていけるし愛している。
一目惚れでここまでいくと自分でも思っていなかった。
「紅葉、愛してるよ」
寝ている紅葉に言って額に口付けした。
一度口付けすると止まらなくなった。キスくらいならいいだろうと思ってしまったのだ。
瞼、頬、鼻、口、首、耳...至るところにキスをした。
止まらない止まらない。体が止まらない。
でも、理性はまだ保っているからさすがに遅いはしないが、こんなお預け...酷だ...。
俺の下半身は疼いてるし半分起き上がっている。
おい...まじかよ...。
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