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夢中になってずっと紅葉の頭を撫でていた。
体をくねらせたり口をムゴムゴさせたりして起きそうだが、深い眠りなのか全く起きなかった。
起きないのをいいことに紅葉を優しく抱きしめた。
「紅葉、愛してるよ」
静かに耳元で囁いた。
囁いた後、紅葉の体が動き俺の方を向いた。
これは...やばい...聞かれたか?
恐る恐る紅葉の顔を見たが変わらぬかわいい顔で眠っていた。
フゥーと一息ついて安心した。
さすがに聞かれていたらやばいと思った。
弁解できないし...
『喧嘩はしてない!ただ、この美味しい料理の味は俺の舌だけ知ってればいいと思っただけ』
この言葉はどうにか弁解はできた。冗談ということにし丸く収まったからまだよかった。
実をいうとこれは本音だ。
だって俺以外の男に食べてもらいたくない。
独占欲ってやつだ。
ましてや光希は紅葉のことが好きだし余計嫌だった。
あの時はほんとに嫌だったから強く言ってしまった。
危うく紅葉と喧嘩するところだった。
今度は光希も誘って三人で食べなければならない。
嫌だけど言ったからには我慢するしかない。
俺がいれば光希もそこまで手は出せないだろう...多分。
光希は絶対、紅葉と二人になった時に仕掛けるに決まってる。
あいつはそういう性格だ。
ライバルには十分注意しなければ...。
近々光希も絶対に紅葉の家に泊まりに来る絶対に...。
できるだけ阻止はしたい。
光希は計画性があるから今は絶対にどう紅葉を落とすか計画を立てている。
計画を実行させる前に俺のものにしたい。
そう思い紅葉を少し強く抱きしめた。
抱きしめていると紅葉を起こしてしまうと思い腕を離した。
「ムニャムニャ、、、響也、、、、好き、、、」
微かだがそう聞こえた。
紅葉の顔を見ると普通に寝ていた。
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