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風呂から出た後謝ろうと思ったけどやっぱやめようかな。
あの感じだと明日とかにならないと許して貰えなさそう。
リビングで待っていようと思ったけどやめた。部屋でゆっくりしよう。
テレビはリビングにしかないから見ようと思ったテレビに録画セットをして自室に戻った。
ベッドでゴロゴロすると今日の疲れからか眠気が襲ってきた。
ウトウトするけど深い眠りにはつけなかった。
眠りにつけないからしょうがなく勉強をして眠れるような体勢を作ろうと試みた。
英語を見てると眠くなるから英語の教科書を取り出した。
ズラズラと異国の言葉が並べられている。
脳も疲れてきて眠れそうだ。やっと寝付ける!
そして、再びベッドに向かった。
トントン。部屋のドアがノックされた。響也、どうしたんだろう?
「はーい。どうぞ」
ムスッとした顔つきの響也が入ってきた。
まさか、俺が謝って来ないからもっと怒っていたりして・・・?
「紅葉・・・ごめん」
ん?予想していた言葉と違くてびっくりした。
俺の予想だと
「お前、なんで謝りに来ないんだよ!ふざけんな。こっちはどんだけ辛かったと思ってんだよ」
とか言われるのだと思ったけど、まさかのその逆で謝ってきている。
「・・・紅葉?」
「あ!ごめん。なんで響也が謝るかわからなくて考えてたの」
ハァーと大きなため息をついた響也。え、なんで!?
「俺、あのまま紅葉と最後までしたかったのに吉田が来て邪魔されてすごくイライラしてたの。それを紅葉にもぶつけちゃってそれで悪いと思ってたの。ちゃんと謝ってくれたのに聞いてあげなくてごめん。もう、ちゃんと許してる。だから仲直りしよ?」
予想を遥かに越えた答えだったからかなり驚いた。
最後までできなかったのはたしかに俺も辛かったけど、それ以上に美希のことを言ってしまったことに罪悪感を覚えてたからわからなかった。
「俺、ずっと美希の件で怒ってると思ってたよ。今日は許して貰えないのかと思ってた。許してくれてありがとう」
「そいつのやつではまだ許していない部分もあるよ?だからその・・・続きしていいかな・・・?」
びっくりして口を開けてしまった。
あの続きを今からやるなんて考えもしなかった。
でも、続きもしたかったから恥ずかしいけど頷いてしまった。
頷くと響也はニタァと笑って俺をダブルベッドへ押し倒した。
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