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それからあっという間に日常が過ぎ、もう夏休みも終盤。たまに図書館にいったり、友達と海へ行ったり、両親と旅行に行ったり、楽しく過ごした。
たまに図書館で佐藤くんに会って、仲良くなった。
涙「雪!旅行に行こう!!」
いきなり部屋に飛び込んできた涙。
雪「突然すぎるけど。いつ?だれと?」
涙「今週の土日!帝と皇先輩と俺と雪。」
雪「え、完全に僕と皇先輩邪魔ものじゃん。」
涙「大丈夫!考えたの帝と皇先輩だもん!」
皇先輩が?
なんでそんな火中に飛び込んでいくかな。
雪「で、どこに行くって?」
涙「温泉♪皇先輩の知り合いがやってるとこに安くで泊まれるんだって。」
なるほど、だからこのメンバーなのね。
で、カップルの間に一人はいやだから、僕が誘われたと。
雪「いいよ。お母さんに聞いてみる。多分大丈夫だと思うけど。」
涙「あ、それなら平気!玲子ママ、オッケーって言ってたもん。」
どうしても連れていく気だったな。
雪「わかった。準備しとく。」
そして当日。
大きな駅で待ち合わせ。
涙「あ、いた!おーい。」
涙は両手でブンブンと手を振る。
柱に寄りかかる、眩しい二人。
がっつり周りの視線集めてるよ。近づくの恐い。
あっちも気づいたようで近づいてくる。
雪「すみません、待ちましたか?」
帝「ううん、大丈夫。楽しみで早く来ただけだから。」
帝先輩はそっと涙のスポーツバックを受けとる。
涙、顔真っ赤だよ。
皇「今日は暑いな。」
雪「そうですね。あ、そろそろ新幹線の時間ですよ。」
それからみんなで新幹線に乗り込んだ。
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