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部屋に戻り、お茶を飲んで休憩していると仲居さんが夕食の準備にきた。
涙達に再度内線をかけてみる。
帝「はいはーい。」
雪「あ、帝先輩?夕食運んでいただいたので、こっちに来れますか?」
帝「あぁ、そんな時間か。準備してすぐ向かうよ。」
内線を切り、皇先輩へ伝えた。
夕食はすごく豪華だった。
地元の食材をめいいっぱい使い、漬物、煮物、汁物、肉料理、刺身など小鉢より少し多い量だけど、種類が多くてすごく美味しかった。
雪「…涙、顔赤いけど大丈夫?」
理由はわかるけど。
さっき内線をとらなかった意味もわかった。
涙「えっ!全然大丈夫だよ!今から温泉も入るし、さっきまで…寝てたから、すごい元気で、あの。」
雪「大丈夫ならいいよ。早く食べないと冷めちゃうよ。」
隣で笑いをかみ殺している帝先輩をじろりと見る。
先輩、お肌つやつやですね。
目があうと、わざとらしーい咳をして夕食を食べている。
夕食を食べ終わり、部屋で見に行った街の様子とかを話していると、あっという間に時間がすぎていく。急に思い付いたように、涙が立ち上がる。
涙「そうだ、雪!一緒に温泉入ろう♪」
雪「え?」
帝「えっ!?」
皇先輩は聞こえないふり。
雪「でも、ほら、帝先輩と入った方が良いんじゃ…。」
涙「帝なんて知らないし!浴衣とってくるからー。」
返事も聞かず、飛び出していった。
皇「…なにしたんだよ、帝。」
帝「んー…まぁ、色々と?」
頬をかきながら、苦笑いの帝先輩。
雪「じゃ、とりあえず涙と先にお風呂いただきます。帝先輩は後で機嫌良くして、誘ってあげてくださいね。」
僕も浴衣の準備して、脱衣場のドアへ向かう。
その時に涙も戻ってきて、帝先輩にべっと舌をだして、こちらへ向かってきた。
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