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無事家の前についた。
雪「ありがとう、佐藤くん。助かっちゃった。」
佐藤「いやいや、桜田にこんな荷物持たせると転びそうだしな。」
雪「そんなことないよ!そこまでか弱くないし。」
笑っている佐藤くんに言い返す。
佐藤「あ、そうだ。俺も桜田のこと名前で呼んでもいい?俺も呼びすてされる方が楽だし。」
雪「いいよ。じゃあ、実(ミノル)くんで。」
実「よろしく、雪。じゃあ、そろそろ帰るわ。」
雪「うん、また学校でね。」
実「おう!あ、そうだ雪って…その、鷹野先輩と仲良いの?」
雪「うん?最近仲良くなったんだ。涙の紹介というか、まぁ自然にね。」
実「…そっか。羨ましいな!じゃあな。」
ヒラヒラと手を振って帰ったいった。
それから夕飯をつくり、食べて、お風呂に入って部屋でゴロンと寝転がる。
携帯を見ると涙から着信があったみたい。
プルルルル…
涙「雪!!なんで帰っちゃったの!?寂しいじゃん。」
雪「ごめん、ごめん。夕飯頼まれてたから早く帰ろうと思って。でも、実くんが一緒だったから、1人じゃなかったよ?」
涙「実?…ふーん、なにもなかった?」
雪「なにって…普通に買い物して帰ってきただけだよ。買いすぎて、家まで持ってくれた。涙は心配しすぎ。」
涙「それならいいけど…まぁいいか。今度は一緒に帰ろうね。」
雪「わかった。じゃあ、おやすみ。」
涙「おやすみー。」
本当に涙は心配性。普段は帰宅部だし、早い時間に帰るから、なにも言わないけど、こうやって暗い時間になると部活終わるまで待ってて、とか言われる。
明日からは学園祭の準備で遅くなることもあるから、これじゃあ一人で帰してくれなさそうだな。
そのまま目を閉じ、眠ってしまった。
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