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22、
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まるで獣と化した亮太はかっこいいけれど怖くてぎゅっ、と目を瞑った。
するり、と亮太の手が自分の服の下へ潜り込んで遊んでいる
人に触られるのには慣れていなく亮太の胸元にしがみついた
亮太になら、平気...
はぁ、と頭上から溜息が聞こえてきた
どうして...
「怖いでしょ?流されたら駄目だよ、遼がまたなくハメになる」
「またって...あ...」
水が耳に入る事で自分の目から涙を流している事に気付いた、
これじゃまるで、嫌がってるか、拒否してるみたいだ...
違う、流されたかもしれないけど、受け入れたかったのは亮太だから、
他の誰でもない亮太からだったから...
でも、自分の言葉を口にだす前に涙で嗚咽が漏れる
そんな俺を亮太はさっきと変わって優しく抱きしめて背中を撫でてくれた。
「俺は...ッ、流されたけど...流されてなくて......ッ、りょ、た、だから...りょうただから、ちゅーでも...なんでも、よくて...、それを、りょーたが、否定しちゃ、やだぁっ...」
ぽかぽかと亮太を殴るも元々非力な俺なんかの攻撃はダメージを与えられなくても、亮太はびくともしない、
でも、支離滅裂な俺の言葉を黙って聞いてくれるあたり優しさが垣間見れて、愛しさが込み上げてくる。
なんで1日でこうなってしまったんだろう...
「遼...、ごめんな、...」
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