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イケメン教師、助け出される
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「僕が、どうしたって?」
野獣の檻のような湿っぽい熱気と臭いに満ちたラグビー部の部室に入ってきたのは、すらりとして涼しそうな顔をした生徒会長だった。彼の姿を見ると、皆が動きを止め、静まりかえった。
「生徒会長か」
一人、部長は臆さず、挑戦的に言った。
「いいところに来たな。前からおまえのケツにぶち込んでやりたいと思ってたんだ。こんな風にな」
ラグビー部部長は、生徒会長の眼の前で、小坂の口に二、三度往復させると平気で射精した。
「ホグッ……」
小坂の力なく開いた口から、ダラダラと精液が流れ落ちた。
「おい、ちゃんと飲みこめよ」
部長が小坂の頬を張った。
「僕は、小坂先生を乱暴に扱っていいなんて言っていない」
生徒会長が冷ややかな口調で言った。
「前から君たちの横暴さには手を焼いていた。だが、代々強い部活だから大目に見られていた。教師たちや、それにOBたちからもね」
「結果をだせない弱小部より優遇されるのは当然だ」
部長が威嚇するように答えた。
「隠れて行なっていた悪事の数々」
風紀委員長が生徒会長の背後から出てきて言った。
「我々には記録がある」
背の低い書記が記録簿を掲げた。
「おまえらだって、小坂を玩具にしてるじゃないか!」
部長は言い返した。
「そうだ。小坂先生は、我々のものだ。連れて帰る。もうお前たちには貸さない」
生徒会長は言った。
「そうか。わかった」
部長は、あっさり返事をした。
「生徒会長と引き換えにな」
部長が言った。
「何を!」
風紀委員長が、生徒会長を守るように立ちはだかった。
「ああ、そうか。そういうことか。やっぱりお前らつきあってるんだな」
部長は、せせら笑った。
部長は、小坂の背中を小突くように押した。
「行けよ。俺らにはちゃんと初々しい性処理係がいるから……お前らなんか、いらねえよ」
小突かれてよろめいた小坂の身体を風紀委員長が、しっかりと抱きとった。
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