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ルームメイト2
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人のプライバシーを完全無視で入ってきた高梨は、俺の存在を確認するとつまらなそうな顔をした。
…業務連絡じゃないのか?
「…高梨君、何か用?」
「いや…別に?なんかニオイがしたから」
──────その瞬間。
どくん、と胸が重く鳴った。
「、あ…?」
一時的な動悸かと思ったが、それは収まるどころか、どんどんと激しくなってゆく。
身体が熱くなり、息が荒くなる。
「っは、ぁ、ハァッ、」
「なに…?急に」
急に様子がおかしくなった俺を見て、高梨は怪訝な顔をした。
でも、俺はそれどころじゃない。
「はぁっはぁっ、ぁ、あはっ、な、これぇっ」
身体が、疼く。
何かが、欲しい。
どんどん、自分が分からなくなっていく。
「ほんとどうしたの?急に倒れるとかめんどいこと止めてよ…」
一応心配したのか、高梨がこちらに近付いて、そしてその手が肩に触れた。
「っあああぁ!?」
「っ!?」
ビク、ビクビクッ!!
瞬間、俺は電流が走ったように身体を痙攣させてしまった。
もう、なにがなんだかわからない。
でもひとつ、
快楽が欲しい。
気持ちよく、なりたい。
それだけしか、考えられなくなった。
そして俺は、驚いて固まる高梨の唇に、迷うことなくむしゃぶりついた────
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