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いきなりこの状況って・・・俺はどうしたら良いんだ?
琉聖の言う通り俺は女じゃ無いから、例え2人で一緒に寝た所で何の問題も無い。
こうなる前は友達の家に泊まりに行ったり家に泊まりに来たりしてた事もあった。
それでも同じ布団に寝る事は無かった。
いくら広いベッドだと言っても男2人で寝るなんてどう考えてもおかしいだろう。
それに・・・忘れ去っていた記憶がこのタイミングで蘇った。
『性欲処理』
はじめて会った日に言われた一言。
あの爆弾発言はもう終わってた筈なのに・・・
嫌な時に思い出してしまう自分を恨んだ。
どうしよう・・・
考えれば考えるだけ気分が落ち込む。
琉聖は最初に会った時とは比べ物にならない位優しい。
俺を大切にしてくれてる事も分かる。
だけど・・・だから。
どうしても意識してしまうんだ、琉聖の事を。
優しく抱き締めてくれたり、甘く囁いてくれたり過保護気味な心配も。
ここ1ヶ月で琉聖の意外な一面を沢山知る事が出来た。
自惚れかも知れないけど、琉聖は俺を好きで居てくれてると思える。
だからこの状況が俺には素直に受け入れられなかった。
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