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俺の初体験は中学2年の時だった。
兄から中学になったらそれは突然訪れる事は聞いていた。
それは夏の暑い日。
本当に突然訪れた。
相手が栗山だったのもびっくりだったが、それよりもやっぱり思春期。
不安よりも興味の方が強かった。
「今日は私がしますので、琉聖様はただ感じて下さい。」
昔から親友のように兄のように接していた栗山のよそよそしい態度。
それが凄く嫌だったのを今でもよく覚えている。
「その口調辞めろ。」
「・・・分かった。」
そう微笑みなが答えた栗山が俺に顔を近付けて来る。
その顔をずっと見詰めていると俺の唇に栗山の薄い唇が重なった。
ベッドに腰掛けたままじっとしてると唇をスッと舐められた。
そのまま唇が重ねられて栗山の舌が俺の唇を割って口腔に侵入する。
後はもう栗山にされるがままだった。
舌を絡められればそれに習って舌を絡める。
「っ、上手だな?本当に、初めてか?」
唇を離した栗山が妖しく笑う。
「始めてだ。知ってるだろ?」
「だな。」
それからは無我夢中だった。
初めてモノを舐められて
初めて他人にイカされて
初めて他人のに触れて
初めて他人に挿れた。
前戯も愛撫も後処理も、全てを身を以て教えられた。
「もう・・・無理。」
初めての体験は俺には強烈な出来事で、我を忘れて栗山の身体を堪能した。
始めたのが昼過ぎだったのに気付いた時には辺りはもう真っ暗で、栗山は気を失うように眠りに落ちていた。
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