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無駄に大きな音をたててドアを閉める。
そのままお気に入りのベッドにダイブした。
何なんだよ、アイツ。
ってか、何で俺がアイツと婚約しなくちゃいけないの?
絶対無理!
性欲処理ならそれこそお金持ちなんだろうから、そのお金に物言わせて玄人雇ったらどうな訳?
別に綺麗でも可愛くもないただの高校生の俺じゃなくてもいいだろう?
そうだよ、そうしよう。
何で最初に思い付かなかったかなぁ、
『俺』である必要なんて無いんだから、別に俺がここに居なくても何の問題も無いんじゃない?
大人の事情があるんなら形だけの婚約者で居ればいい。
琉聖も興味の無い俺と居なくて済むし、俺も家に帰れる。
お互いが必要な時だけ『婚約者』してればいいじゃん。
そう思うと気分が軽くなった。
我ながらナイスなアイディアに思わず笑ってします。
色んな事があり過ぎて気が動転してただけだったと納得した俺は空腹を紛らわす為に今日は寝る事にして布団に潜った。
そう簡単な話じゃ無いんだという事も知りもしないで。
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