アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
番になれ。
-
新「なんでだ?」
美「なんでも何も俺は男の番は嫌だ。
掘られたくない。」
そう言ってもそもそとバスローブの中で着替え始める
てか掘られたくないってこいつの両親...まさか...
新「...お前両親はベータか?」
美「そうだよ。
それがなんだ。」
やっぱりか。
そしたらこいつが家に帰りたくないって言ってるのもうなずける。
親に冷たくされてるそれか実の子供として扱われてないか。
そんな所か...
そうか...両親がベータなら発情期が来た時も怖かったろうに...
しかもオメガ男性は女を孕ませられない事も知らねぇなこりゃあ。
学校とか行ってないのも知らねぇのに関係するんだろうな。
美「...なんだよ...」
新「...オメガの男は女孕ませられねぇぞ。」
美「...はぁ!?!?
聞いてねぇよそんなの!」
スクっと立ち上がり凄い怒った顔で俺の顔を見つめてくる
こんな口聞くオメガ初めて見た。
だいたいオメガはアルファには本能的に逆らえないんだがな。
両親がベータっていうのもやっぱり関係してんのか......?
新「てことはやっぱ両親になんにも聞いてねぇんだな。
お前ここに住め。
そしたら身の安全を保証するぞ。」
美「身の安全...?
なんでお前に守ってもらわなくちゃなんねぇんだよ!
俺は男だ!守ってもらわなくても自分の身は自分で守る!」
新「そんな事も知らねぇのか?
本当俺が見てきたオメガの中でお前は1番馬鹿だな。
分かった。俺がオメガについて1から説明してやるよ
まず俺の両親は父がオメガで母がアルファだ。
俺を産んだのは父の方だ。
もうこれでお前が女を妊娠させれねぇのは明確だ。」
その事を聞くと「本当かよ」と言うように目が見開く
俺が立ち上がり美咲を見下ろす
新「あとオメガはなアルファやベータより体力も力も頭も体の大きさも全て劣るんだ。
こんなふうになっ......!」
壁に片手で美咲の両手を縫い付ける
...コイツ1段と力弱いな。
美「...っ...やめろ...」
新「お前がやめろと言うならやめてやる。
とって食いはしねぇよ。
ただな、オメガは守ってくれるやつが居ねぇと危ないんだそこらの道端で発情期になってみろ、その場でお前犯されるぞ。」
美「...っ...嫌だ...!」
新「ならここに住め。
番になれ。
番になるのが嫌ならせめてお前を守らせろ。」
美「ほかの人は」
新「オメガは世間であまり理解されない事はお前も知ってるだろ。
男なら尚更だ。
どうせ守ってくれる人が現れたとしてもソイツは猫を被ったお前をただの性処理道具としか思ってねぇ奴だろうよ。」
美「っ!?
.........つ......だ...」
新「あ?」
美「番は...いやだ...」
新「うん...素直に最初からそう言えばいいんだよ...
ごめん、怖がらせたな。
明日お前の両親に話つけに行くぞ。」
美「うん...」
手を解き、頭を撫でて再びソファに座らせる
すっかり冷めてしまったココアを持ってキッチンに行き、中身を変えて再び暖かいココアを美咲に渡した
美「...ぁりがとぅ...」
新「...さっきの威勢の良さはどうした。
そういえばお前薬は持ってるのか?」
美「薬...?」
新「抑制剤だよ。」
美「抑制剤...俺効かないんだ...
何粒も飲んだけど...おさまらなくて...
...正直...発情期が......怖い...」
抑制剤が効かない...
なら尚更番にした方が安全だが男のオメガは番にした後もフェロモンは出なくなるが発情期は来るからな...。
その恐怖は慣れるしか方法は無い。
新「...そうか。
多分体質だろうな。
それよりもっと強力な物があるが流石に10代の体には負担になるから無理だな」
美「...っ...そうなんだ...」
新「抱え込むなよ。
俺が守るって言っただろ。
少しでも体が変だと思ったら言えよ。
発情期の負担も俺が減らしてやる。
...それ飲んだら寝るぞ。
明日はちょうど休みだがやりたい事がいっぱいあるからな。」
美「うん」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 37