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すると、緋絽の落ち着いた声が僕の耳元で囁かれた。
「なあ、なんで今日のこと俺に話さなかった?」
「なんでって…話すことないだろ。関係ないし、そもそも、もう気にしてないことだし。」
「その気にしてないっての嘘だろ?気にしてないって顔じゃなかったよ、お前。」
「本当に気にしてない、、、」
「じゃあなんで顔そらすんだ?ちゃんと目、見て言えよ。」
「っ、、」
「なぁ、素直になれよ。本当は辛いんだろ?」
緋絽の優しくなだめるような声によって僕の奥深くに眠っていた感情が溢れ出した。
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