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あやまち
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次の朝、社長の怒鳴り声で目が覚めた
「昨日、最後に客の相手した奴、誰だぁー!」
昨日の夜、最後に相手したのは僕だ…
何かしたっけ…
社長のあまりの剣幕に震えが止まらなくなった…
僕ら男娼の中で、一番怖いのは支配人の理奈だと言われているが、実際のところ、影では社長が一番怖いと言われているほど、今、MAXで怒っているであろう社長は怖い。
そのため、シンも僕の部屋に来て、半泣きになりながら、どうしようと呟いた。
これは、正直に言って許してもらうしかないなと甘い考えの僕は、部屋を出て行き、すごい剣幕の社長の部屋に行った…
行く途中に
「カズ、お前なにしたんだよ…
社長怒らせたらマジでやばいって…」
といつも強気のレンが、顔面蒼白だった
トントン…
ガチャ…
「失礼します…カズです…」
「入れ…」
「昨日の夜、最後にお客様の相手をしたのは僕です…。」
「お前か…お前、自分が何をしたかわかっているのか?」
「いえ、すみません。わかりません。」
「お前、昨日、客が帰った後、どうした?」
「後処理をして、シャワーを浴びて、自分の部屋に戻って寝ました………あっ!!!
各部屋の点検とローションの追加…忘れてました………」
「やっと気付いたか。最後の人が点検するのはずっと前からのことだろ?いくら新人でも今回が初めてじゃないよな?ちょっと慣れてきたからって言って、余裕かましてるからこんなことになるんだろ?
おかげで、ローションは各部屋空っぽ、点検してないせいで、部屋の床は精子でカピカピ、布団もぐちゃぐちゃ。
こんなことで今日の営業ができると思うか?」
「ほんとうに、…申し訳ありません…」
「謝るのは勝手だが、この後自分がどうするべきかわかるか?」
「…………………………」
「わからないか…
シンっ!!カズを例の部屋まで連れて行って、縛っとけ」
「あ、あの、社長…例の部屋とは……わかりました。縛っておきます」
「よろしく頼む。俺もすぐに行く」
僕はこれからどんな恐ろしい事になるのか想像もつかづ、ただ、ぼーっとしているだけだった。
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