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衝撃(夏希)
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目を開けると、明るくてびっくりした。
ここは病院なのはわかる。
オレの手を握ってくれてるのは、
オレの愛しい湊。
ずっと会いたくて、会いたくて仕方なかった人
でも、あの女の人と湊と同じ制服の男の人は?
誰、だろう???
見た感じ、母さんと友達ってとこ??
…………わからない。
「夏希っ!!もう、心配したのよ?!」
「俺も、珍しく心配したんだぞ?!!」
…………わからないわからないわからない
湊以外、誰もわからない。
「………湊。」
「ん??どしたの??」
「わかんないの。」
「…っ?!な、にが?」
「湊のこと以外、全部。
わかんないの。
オレ、なんで病院にいるの??」
「…っっ?!」
「夏希…っ!!」
二人の息を呑む声。
あぁ、言っちゃダメなやつだったのかな…?
よく寝た。
もう寝ようと思っても、眠たくない。
湊の家に行って、めちゃくちゃに愛されたい。
「湊。帰ろう?」
「な、つき。
とりあえず、お医者さん呼ぼう。ね?」
「や。行かないで。」
「うーーーん…ナースコール押す??」
前にも同じことあったような。
……その時はなんで入院してたんだっけ
オレ、病気にでもかかってるのかな?
「はい、あら?日和さん起きましたか。
先生呼んできますね」
「お願いします」
お母さん、らしき人。
すごくぼぅっとしてる。
放心状態ってやつ??
もう一人の男の人もだ……。
湊も。
どうして、みんな悲しそうな顔するの?
オレ、起きないほうが良かった?
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