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愛をこめて花束を君には萌えを
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あゆをぎゅうっと抱き締めたところでチームメイト達に押さえつけられてしまった俺。
三人がかりで腕や頭を床に押さえられてハッと正気に戻ったけど…
エッ?変態扱い!?
なんでこんな凶悪犯扱いなの!?
ちょっと自分の処遇にボーゼン。
あゆを見れば川島の腕の中でむにゃむにゃ眠る。
幸せそうな顔して、どんな夢見てんのかな?
おとなしくなった俺に押さえつけていた奴らが離れていく。
起き上がりふと、窓ガラスを見れば反射した自分の姿にあっ!と気付く。
今日は練習試合のために黒く染めた髪の毛は簡単にワックスかけている。
カラコンもしてないからナチュラルな黒色の瞳は雰囲気があのエロやかエロ宮にちょっとばかし似てる、かも。
そーいやさっきも…
にのみにゃくんだのって呼んでたっけ。
……………。
なーーんだ。入り込む余地もないって感じ?
……ま、しょーがないよね。
今まで散々憧れだのエンジェルだってフィルターかけてきたんだしね。
「あ~あ、あゆ寝ちゃったじゃんか!」
「サクが酒飲ますからだろ!?」
「とりあえず空いた席に寝せておくか」
この恋の芽は大きくなる前に摘んでおくからね、あゆ。
だから次に起きた時も笑って俺の名前を呼んでよね?
『サク』って。
大好きな君の可愛い声で。
☆end☆
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