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膝をぱかりと開かれ熱が宛がわれる。
後孔にちゅっと口付ける肉棒にぞわぞわと背が戦慄いた。
「挿れるね、」
ぐ、と体重が掛かり肉棒が肉を割り開いていく。
「ひぁ、ぁああ、、っ」
みちみちと腹の中を埋める啓一に満たされている。
優しく与えられた口付けに囲う腕に感じる熱に、身体が歓喜していた。
「は、ぁ、、ゆき、、、」
吐息交じりに名が呼ばれる。
耳元で気持ち良いと囁かれる。
「ん、んぅ、、すご、お腹ぃっぱ、い、、、」
「なんてこと言うの、、」
奥まで突き立てられ思わず零れた言葉に呆れた顔が返された。
慣れるまで動く気の無い啓一が口付けを落とす。
額に、瞼に、鼻先に、口端に、首に、鎖骨に。
まるで溶かされている様に優しく、優しく。
「凄いよ、雪の中、、とろとろなのにしっかり締め付けてきてて。
奥に奥にって言ってるみたい、、、」
啓一の手のひらが下腹を撫ぜる。
きゅう、と締まったのが自分でも分かった。
「ん、っもういいです、からぁ、、っ動いて、啓一さんの好きに、ぃ、、動いてください、っ」
啓一自身が脈打つ動きにすら感じてしまう。
目は潤み上気した身体で強請った。
腰をゆっくりと引き、抜け落ちる直前で奥まで突き入れられる。
ばちばちと破裂するような快感が乱暴に雪を嬲った。
ぐぷぷ、と律動の度に濡れた音が響く。
愛おしい人の鼓動を感じ錯乱しそうな頭を叱咤した。
圧迫されるものに押し出される様に甘えた声が漏れる。
「ふぅ、、ん、、、はあ、っん」
大きく揺すられ啓一自身に前立腺をごりごりと押し潰され突き抜ける快感に飲まれていく。
しこりに引っ掛ける度びくんびくんと跳ねる雪の身体をそっと撫で上げた。
きちんと感じている事を確認し徐々に律動を早めていった。
慣れない奥を突かれると圧迫感に眉を寄せる雪にむくむくと悪癖が顔を出す。
揺さ振られる理性にはあ、と息を吐いた。
「本当、可愛い、、虐めたくなっちゃうよ、、」
うっとりと熱い視線を寄越しながらそんな事を囁かれたら期待してしまう。
きゅんきゅんと中の蠢きを意識してしまい泣きそうだった。
「ん、っ、あぁっ、、あっ、ぁ、けい、いちさん、ん、、っ」
好きで、好きで。
気持ちが溢れてくる。
「すき、ぃ、、好き、です、、っも、とぉ、、っんん」
「どんだけ煽るの?
あー、もう、可愛い、、、はぁっ、、」
全身で愛を示し快感を表す雪に箍が外れそうだ。
初夜から抱き潰してはまずいだろうと制限をしたいのに。
なんでこの子はこんなにも愛おしいのだろうかと。
思考が飛散していく。
ひたすらに、気遣いなどなく腰を揺する。
「ふぅっ、、ん、も、お、、イ、く、、っイっちゃ、あぁっ」
雪の甘い訴えが耳に届き啓一自身も追い詰められていた事に気付いた。
互いの腹の間で健気に涙を零す雪の肉棒が揺れていた。
「俺も、もう、、」
呟いた口が雪の唇を塞ぐ。
雪自身へ指を絡め空いた手で胸を弄る。
つんと存在を主張する乳首にぐり、と爪を押し付けた。
びくん、と跳ね上がる身体に満足に肉棒の先端に強く親指を押し付けた。
雪の中は既に痙攣し限界を迎えようとしていた。
前立腺を狙い律動を繰り返すと重ねた唇からは悲鳴にも似た嬌声が漏れ出た。
「ぅあ、ああぁあああっ」
びくりびくりと身体を震わし握り込んだ肉棒からは白がどくりと吐き出された。
雪が達し力の抜けるのを待っていた啓一が最奥へ肉棒を打ち付ける。
目を見開きはらはらと涙を零す雪は美しかった。
達したばかりでうねる後孔を強く突き上げ抗う事無く欲を吐き出す。
びゅくびゅくと内壁を叩き付ける精液にすら感じ入っている雪に満足そうに笑みが零れた。
「ひ、ぁ、、っ」
ずるずると引き抜かれる肉棒に寂しさを感じた。
はあはあと息を荒げた啓一が雪の首筋に顔を埋めた。
汗ばんだ額に貼り付いた髪。
そっと撫で上げ口付けを贈った。
顔を上げた啓一にどちらともなく唇が合わせられた。
もっとしていいと啓一を誘う新妻に耳を赤く染めながらなんとか納得してもらい再び風呂へ向かった。
散々嬲った後孔からは注いだ白濁が垂れ縁はひくひくと淫靡に男を誘っていた。
掻き出す最中向き合った雪の腕が啓一の首に縋る。
目の前に迫る鎖骨へ吸い付き白い肌に花を散らした。
とろりとした目が啓一を追う。
互いを拭き合い抱き上げた身体はしっかりと啓一を掴んでいた。
啓一の腕に頭を預け胸元に寄り添う。
背に回された腕に酷く安心した。
「おやすみなさい。」
「うん、ゆっくり休んでね。
おやすみ。」
直ぐ様寝息を立てる雪に安堵した。
すうすうとあどけない顔で啓一に身を任せる雪がとても愛おしかった。
抱き締めた身体は細く、薄い。
無理をさせたかと観察したがそれほど疲弊していない様に見えた。
きっと起きていたら鍛え方が違う、と笑っただろう。
形の良い額にちゅ、と唇を押し付け啓一も穏やかに眠りに落ちていった。
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