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細い腰が目の前で跳ね上がる。
白い背中がびくりびくりと快感を訴える。
絶景かな、と嵌め込んだ指をぐるりと回すと嬌声が耳に心地いい。
「んぁあああ、っあ、あ、はめ、てぇ、、けい、ちさんの、っ俺に、、ぃ、ハメてくださ、いぃ、、」
はしたないと分かっていても言ってしまってからではもう遅い。
逞しい指を締め付けながらもっとと強請った。
ゆらゆら揺らぐ腰をするりと撫でられ奥が切なかった。
ずるり、引き抜かれた指を追う様に振り返った雪が見たのは獣の瞳。
今にも喉を鳴らし食付こうかとする獣がそこに居た。
「けいいちさんの、おっきい、のっ、、雪にはめてぇ、、っ」
言い終わったと同時、どすんと奥まで突き立てられた灼熱。
「ぁあああっ、、ああん、あっ」
「やらしい奥さんだなぁ、もう、、さっきの足りなかった?」
先の行為より乱暴に振るわれる腰に口の端からは唾液が垂れた。
どすどすと脳天に響く律動。
「きも、ち、、ぃ、です、、あん、あっあん、、っ」
腰を掴まれ深く深く突き入れられる肉棒に全身が悦んでいた。
気持ち良い。
蕩けた思考は散り散りに。
熱い肉棒だけがそれを支配していた。
膝が笑う。
抜け落ちない様に後孔を啓一に擦り付けた。
「自分から腰振っちゃって、、こんなえっちな奥さんで嬉しいよ。
ごめんね、加減、出来そうにないや、、」
「ひゃあっ、、あんん、っしな、でぇ、、加減しない、でっ、くだ、んくぅっ、」
雪の手を取り壁に付かせ上体ごと押し付ける。
持ち上がってしまう程強く穿たれる肉棒にぷくりと腫れた乳首がタイルに触れた。
ばちゅんばちゅん、卑猥な音が充満する。
腰を掴んでいた啓一の手が雪自身に絡められるときゅん、と後孔が締め付けた。
硬さを確かめる様に擦り上げ鈴口を摘ままれる。
びくびくと全身を跳ねさせる雪に気を良くした啓一がタイルに先端を擦り付けた。
「んあ、っさきっぽだめ、だめぇ、、っぐりぐりだめ、、ぇ、、っ」
嫌々と頭を振る雪の先端は蜜を垂らし啓一の指を濡らした。
揺さ振られるままに啓一を受け入れる雪。
「雪、かけていい?
ちょっと向き変えるね、、」
ごすごすと奥を穿っていた肉棒を引き抜き雪を反転させた。
蕩けた雪の足を持ち上げ再び熱を埋め直した。
目の前に啓一の獰猛な瞳。
引き寄せられ唇を合わせると性急に甘い舌が押し込まれた。
上も下も啓一に侵され意識がぐらつく。
変えられた向きに前立腺が抉られる。
迫る絶頂に抗う事など出来なかった。
「あん、、っあ、ぁっ、イきます、、イく、いっんんぅ、っ」
びくびくと身体を震わし白濁を吐き出す雪に目を細め締め付ける快感に歯を食い縛った。
ずるりと脈打つ肉棒を引き抜いた。
啓一の足元に降ろされた雪が啓一を見上げる。
眼前で数度自らを扱くと迸る白が雪に注がれた。
「はあ、気持ち好かったねぇ。
雪もお尻だけでちゃんとイけたし、可愛かったよ。」
にこりと笑みを浮かべながらぴくぴくと余韻の残る肉棒を雪の顔に押し付ける。
白濁に塗れ上気した頬に潤んだ瞳。
柔らかくなりつつある肉棒をぱくりと口に収めた雪は酷く淫靡だった。
じゅるじゅると尿道に残る残滓を吸い出しごくりと喉を鳴らした雪は目一杯啓一を迎え入れ丁寧に清めた。
くったりとした身体を抱き上げ浴槽の中膝に乗せる。
向かい合う雪の頭が肩口に乗るとぽんぽんと背を撫でた。
「雪のおねだり可愛かったよ。」
「あの、…俺我慢出来なくて……。
ごめんなさい。」
しゅんとした声はとても弱く啓一に届いた。
しっかりと抱き締め耳元で問う。
「何が雪のスイッチだったの?」
赤く染まった耳にちゅう、と唇を押し当てた。
口籠る雪にもっと雪の事を知りたいんだ、と甘く囁くと小さく口が開かれた。
「もったいない、なっ、て…。
折角俺に出してくれたのに…。」
「んん?」
「啓一さんの精液……。」
ああ、そういう事か。
出て行く精液にもったいないと見ていたらまた欲しくなってしまったと。
こくり、揺れた頭に正直理性がぐらついた。
煙でも出てしまいそうな程赤く染まった首筋に手のひらを這わす。
ぎゅう、と抱き締めると啓一の背にも腕が回された。
「もう、いくらでもしてあげるよ。
だから欲しくなったらちゃんとおねだりできるね?」
「はい。」
話し込んでいた浴室の扉が叩かれた。
「若、料理をお持ちいたしました。」
「はーい、直ぐ上がるから並べといてー。」
啓一が頼んでいたデリバリーが届いたらしい。
扉の外からは了解しました、と林田の低い声が響いた。
互いの髪を乾かし向かったリビングには既に料理が並べられていた。
「林田、ありがとう。」
「ありがとうございます。」
飲み物を用意してくれていた林田に並んで礼をすると相変わらずの無表情で会釈された。
「どうぞ。」
雪をエスコートし席に着かせた林田がつかつかと啓一に歩み寄り耳打ちした。
「がっつきすぎじゃないですか?」
冷ややかな眼差しをぶすりと突き刺した林田はさっと身を引いた。
「じゃあね~。」
軽く返す主人に頭を下げ林田は静かに退出していった。
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