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指示をやるとこくこくと上下する頭。
優しく両手で包み込み引き寄せるとかぱりと口を開き啓一を迎え入れた。
一度奥まで突き立てゆっくりと引き抜く。
後孔に挿入した時を思わせる律動に腹の中が熱くなった。
啓一の動きに合わせて絡められる柔らかな舌。
揺らめく腰に喉奥まで肉棒を突き立てた。
足の指で肉棒を挟み込み扱くと鼻から抜ける様な甘い喘ぎが返された。
「んん、、ふっ、ぅ、、」
徐々に頭を揺する速度を上げごつごつと喉奥の窄まりを犯していく。
喉が締まりきゅうきゅうと扱かれると恍惚とした表情の雪の肉棒から蜜が垂れた。
「んぇ、っ、、うん、ん、、っ」
びくびくと雪の身体が痙攣する。
涙を滲ませる瞳にそろそろかと足に力を込めた。
「んんんんぁああっ、、」
ぐり、とにじる様に踏み付けると足の裏に温かな感触が伝わった。
喘ぎが喉を震わせ啓一も雪の舌へ欲望を放った。
こくりこくりと二回に分け啓一の白濁を飲み下した雪は幸せそうな表情で啓一の太ももへしなだれかかった。
「気持ち良かったね。」
さらりとした髪を梳き未だに余韻に身体を震わす雪を落ち着かせる。
「はい、、きもちよかった、です、、」
蕩けた瞳で啓一の手に頭を擦り付ける雪は満足げに笑顔を溢した。
暫く頭を撫でていると熱が冷めたのか雪がもじもじとし始めた。
ほんのりと赤くした顔で小さく口を開いた。
「啓一さん…、俺着替えてきますね。」
呟く雪に合点がいった。
先程下着の中で射精させた精液が気になるのだろう。
「あは、雪お漏らししちゃったもんねぇ。
俺も似た様な状態だけど。」
笑いながら雪の唾液に濡れたパンツを指差した。
ばつが悪そうに顔を伏せた雪の頭をぽんぽんと撫で立ち上がった。
「俺このまま風呂入るね。
雪も一緒に入る?」
給湯のスイッチを弄り雪を誘う。
「いえ…、食事の支度があるので。」
「そう、残念。」
しゅんとした表情でそう呟くと面白いくらいに慌てた雪が取り繕う。
「一緒に入りたくない訳じゃないですからね?
でも啓一さんに美味しいもの食べて欲しいし…。」
「ふふ、冗談だよ。
ご飯楽しみにしてるからね。」
わたわたと言葉を紡ぐ妻ににんまりと口の端を上げ浴室に向かった。
のんびりと湯に浸かり先程の痴態を思い返す。
だらだらと口から粘ついた唾液を垂らし啓一の雄を目一杯頬張り頬を紅潮させ踏み付けられた肉棒から射精した雪の可愛さと言ったら。
はあ、吐いた息は僅かに熱が混じっていた。
恐らくだが雪は理性が飛ぶと一人称が変わる。
普段凛々しく話す雪がとろとろに蕩け舌足らずに雪を犯して、と強請られてしまうとこちらの理性など根も抉られる程に刈り取られていくようだ。
「もう出来ますよ。
座って待っててください。」
湯から上がり真っ直ぐにキッチンに向かうとエプロンを付けた雪が笑顔で席へ促す。
麩の香りが漂うキッチンでおたま片手に振り返る雪。
こんなに可愛くて大丈夫かな。
「うん、いい匂い。」
背後から抱き込み鍋を覗き込む。
くすくすと笑う雪は纏わり付く啓一の腕を気にもせずお椀に粕汁を注いだ。
お椀をカウンターに並べ啓一を仰ぎ見る瞳は心底楽しそうだ。
「旦那様、運んで頂けますか?」
「仰せのままに。」
にっこりと微笑まれたら従うほかない。
掠める様に口付けを落とし言い付け通り食卓にお椀を並べていった。
「いただきます。」
揃った声ににこりとどちらともなく笑顔が零れた。
炊き込みご飯をぺろりと完食した啓一に雪がおかわりをよそいもくもくと食べ続ける啓一。
初のおかわりに雪は今日のレシピを忘れない様にと心に決めた。
「ああ、食べ過ぎた…。」
ソファでぐったりと食後の一服をする啓一に笑ってしまった。
「どうぞ。」
熱いお茶をテーブルに乗せ微笑む。
片付けに戻ろうとした雪の手を大きな手が掴み引いた。
「ありがとう。
ねえ、今日林田来てたんでしょう?
いじめられなかった?」
下から見上げる啓一がにやついた表情で聞いてきた。
「うんと優しくしていただきましたよ。
美味しいお昼を作って頂いて、作り方も教えて貰って。
啓一さんには明日作ってあげますからね。」
「うん、楽しみにしてる。
けどあいつ俺には優しくないくせに。」
ぷくりと膨らむ頬に声を立てて笑った。
片付けも済まし啓一の隣で甘い匂いに包まれながら過ごす。
ふと今日思い付いた事を啓一に聞いてみた。
「あの、お願いしたい事があるんですけど、」
「ん?いいよぉ。」
言葉の途中で出た了承に目を瞬かせた。
「俺まだ何も言ってないです…。」
「だって雪からのおねだりを俺が無下にする訳ないじゃん。」
からからと笑う啓一に何も言えなくなってしまう。
大切にされている。
自覚していた筈の事実に頬を赤く染めて俯いてしまった。
「で?
どんなおねだりなのかな?」
優しい指が俯いた雪の前髪をそっと梳く。
耳に掛け額にちゅ、と唇を落とすと雪の顔が上げられた。
「えっと、…あの、空き部屋を稽古部屋にしたい、なって。」
「そこの部屋?」
「はい、クッション材みたいなの使って下に響かない様にしたいんです。」
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