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言い聞かせる様に紡がれる声は心地良く耳に馴染む。
「どうせ泣くなら気持ち良くなって泣いてよ。」
そっと離された身体に寂しさが募る。
見上げた啓一の表情は柔らかく笑んでいた。
「啓一さん、気持ち良く、してください、、」
「畏まりました。
じゃあ、そこに座って。」
手を取りベッドヘッドに背を預ける様に促された。
背中に枕を敷き体重を掛けると膝が割られ立たせられた。
外された眼鏡にこれからが始まる。
じっくりと嬲る様に見詰めていると目尻から未だ細く雫が伝い目元を赤くしている雪の身体が震えた。
伏せ目がちにこちらを伺ってくる雪から色気が匂い立つ。
見ているだけで、見られているだけで互いに追い上げられていくような感覚だった。
ゆっくりと動き出した啓一の手のひらが内腿を撫でる。
それだけの刺激に詰まるような息が漏れてしまった。
「ん、っ、、」
柔らかな太ももを揉みしだきたくなるのを抑え擽るように指を這わす。
ひく、ひく、と震える内腿にうっすらと色が差した。
細い指が伸ばされる。
啓一の胸元に雪の手のひらが差し込まれた。
「けいいちさん、脱いで、、?」
空いた左手を腰元に移し帯を解いてやる。
晒された肌を高める様に動き回る指を咎め絡め取った。
「俺にも雪を触らせてよ。」
絡めた指先を口に含みねっとりと舌を這わす。
音が響く様に舌を絡めるとそれだけで戦慄く身体が可愛らしい。
「ふ、、、ぅん、っ」
口から指を離し手首、二の腕と丁寧に舌でなぞっていく。
鎖骨の窪みに舌を押し付けるとひくり、跳ねた。
熱のこもった瞳が追い縋る。
視線を合わせてやると雪が小さく鳴いた。
「ぁ、、っき、す、、したい、です、」
口付けを強請る雪に舌を出させた。
形の良い唇を開き目一杯差し出された舌を舐め上げる。
満遍なく舐め上げ甘く息を吐く唇ごと口に収めた。
軽く吸い上げると鼻から抜ける喘ぎ。
絡み付いたそれに絡み返される舌。
ちゅくちゅくと混ざり合う唾液の音が寝室に響いた。
顎を少し持ち上げ唾液を雪の中へ送り込むと小さく喉が上下した。
「んむぅ、、ふ、ぅっ、、」
雪との口付けはそれだけで気持ちが良い。
合わせた唇の隙間から漏れ聞こえる吐息にすら自らが感じているように思える。
そっと唇を離すと既に蕩けた顔の雪が啓一を見上げていた。
「ふふ、乳首勃ってる。
気持ち良い?」
言われた台詞に顔が熱い。
目の前に啓一が居るだけで高まってしまうなんてはしたないと思われるだろうか。
思わず伏せた視界にはしっかりと勃ち上がり啓一に触れて欲しそうにしている自身がレースを押し上げている。
ベビードールの上からでも存在を主張する乳首はぷくりと芯を持っていた。
「んん、、っ」
布を押し上げ割れ目に沿う紐が引き攣る。
発情した後孔を食い込む紐が擦り上げた。
「こっちもおっきくなってるねぇ。」
ショーツの上からそっと撫でられると更に硬さを増しレースの裾から生えた肉棒がふるりと揺れた。
「ぁっ、、おし、り、、擦れてへん、ですぅ、、っぁ、ぁっ」
「んんー?
変じゃなくて気持ち良い、でしょう?」
覆い被さるレースごと扱かれ後孔がきゅんと疼く。
扱く動きはそのままに啓一は雪の粒立った乳首に舌を伸ばした。
布を押し上げる突起を舌でやんわりと押し潰す。
「ひ、ぁ、ぁんっ、、きもち、ぃ、です、、んぅ、っ」
舌で捏ね繰り回し優しく歯を立てる。
こりこりとした乳首を甘噛みされた雪の先端からは蜜が垂れレースを汚す。
じゅっと強く吸われ腰が跳ねる程雪の身体は快感にひくついていた。
「そうだ、夕方のお返ししてあげる。」
「え、、、?」
告げられた言葉に理解が追い付かなかった。
ゆっくりと身をずらす啓一の口元が蜜を垂らす肉棒に添えられやっと理解した。
啓一にそんな事させるなんて、と必死に手を伸ばしたが間に合わなかった。
レースに覆われた亀頭をちゅう、と吸われ突き抜ける快感に悲鳴を上げた。
「ひゃ、あああっ、、だめ、ぇ、、だめ、です、、っそんなことぉ、、んんぁっ、」
だめ、だめと繰り返す雪を無視し尿道に尖らせた舌を捻じ込む。
かく、と突き出される腰に雪の快感が伝わってくる。
先走りが溢れる度舐め取りちゅうちゅうと吸い上げていく。
股間に顔を寄せた啓一の舌が肉棒に絡まる光景に目の奥が焼付くような感覚を覚えた。
ショーツの横から完全に勃ち上がった肉棒が取り出され裏筋が吸い上げられた。
にじり寄る限界に身体を抱えた。
「ぁん、っ、、ふ、あ、でちゃ、、すぐ出ちゃ、います、っ」
「ん、いいよ。
雪のって案外でかいよね。」
入るかなぁ、軽く聞こえたと思った時ぱくりと根元まで食まれてしまった。
じゅる、と卑猥な音を立てながら施されたディープスロートにびくびくと全身が跳ね上がった。
悪戯に引っ張られるショーツに後孔がじんじんと快感を訴える。
「あ、ああ、あ、い、く、、出ま、すぅ、、っ」
愛する人の愛撫に抗う術など無い。
啓一の口の中へ勢いよく白濁が放たれた。
尿道に残る残滓すら丁寧に吸い上げられ張り出た喉仏が上下した。
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