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「んん、御馳走様。」
僅かに喋りにくそうにする啓一が咳払いをした。
にこり、笑んだ啓一が雪の腰をずり下げた。
射精の余韻にされるがままの雪はころりと転がされ足を持たされた。
「腕組んで、しっかり持っててね。」
「はぃ、、」
荒い息の中返した返事。
聞き取った啓一がローションボトルを手に取った。
潤した指で後孔の縁を擽っていく。
ぐちゅ、と音を響かせ次の行為への準備へと移った。
「は、ぁん、、っ」
焦らす事無く突き立てられた指に身体は悦び肉が纏わり付いた。
息を吐き深く受け入れようと力を抜く。
ぐぐ、と奥まで押し入られぐちゃぐちゃと肉を掻き回す指に翻弄されていた。
継ぎ足されたローションを滴らせながら追加された2本目の指。
前立腺には敢えて触れないその動きに口を開かせるだけの目的を悟った。
指を左右に開くと解れかけた後孔は淫らにその口を開いていた。
「雪、締めて。」
命令通り後孔に力を込めた。その瞬間突き入れられていた指がぐるりと回転された。
「ふ、ぁあああ、っ」
膨らんだしこりを掠め内壁をずるずると嬲られる。
ばちばちと弾ける快感の中、腹の奥が疼いた。
もっと、もっと奥に欲しい。
啓一の硬く大きな楔を打ち込んで欲しい。
浅ましいと分かっていても開いてしまった口は閉じられなかった。
「けぇいちさ、、も、欲し、っです、、」
足を抱える腕に力を入れ啓一に後孔を見せ付けた。
ぎらついた瞳が雪の痴態を冷静に見届けていた。
ぞくぞくとした痺れが背筋を走る。
「ふふ、何が欲しいのか分からないからそれじゃあ駄目。」
笑う啓一が後孔を暴く指を追加した。
ぶちゅっ、ぐちゅっ、と束ねられた指が奥を叩く様にピストンされる。
違う、もっと、奥に。
そう揺らす腰ににんまりと弧を描く啓一の唇。
「何が、欲しいの?
雪のお尻は俺の指だけでも気持ち良さそうだよ?」
「ふ、ぅんっ、、やあ、、おく、奥にぃ、、けいいちさ、んの、ちんこほしいぃ、、っ」
「どこの奥?」
わざとらしく訂正を求める。
指はばらばらと蠢き穴を嬲り続けていた。
「ゆ、っゆきの、あっ、ぁん、おし、りぃ、、お尻の奥ぅ、、けいいちさん、のちん、っんんぅ、ちんこ入れてぇ、、ずぼずぼって犯してぇ、、」
「あはは、可愛い。
じゃあこの奥までぶち込んであげるね。」
ゆっくりと指を引き抜き肉棒を後孔に押し付ける。
ぐ、と体重を掛けながら脚を持たせていた腕を外し首に回させた。
唇を合わせ熱い咥内を犯しながら奥の奥まで一息に突き入れた。
「んふ、ぅ、、ふ、ぁあ、、」
内壁がうねり肉棒を離すまいと食らいつく。
軽く腰を引き奥ばかりを叩かれる。
貫かれる快感に全身が歓喜した。
触れ合う唇をそのままにベビードールをたくし上げた。
両の乳首を強く摘まみ上げると雪の中が痙攣を始める。
与え続けられる快感に雪の肉棒からはとぷとぷと白が混じった粘液が垂れ落ちシーツまで汚していた。
離した唇を胸に寄せぷっくりと腫れあがる粒に吸い付く。
乳輪ごと口に含むと堪らず雪の腰が跳ね上がった。
「ああぅ、っん、んぅっ、、」
内壁の痙攣が激しさを増した。
早まる律動に水音と甘い悲鳴が寝室を埋める。
だらしなく声を漏らす口元からは飲み切れなかった唾液が伝っていた。
口付けていない右の乳首に爪を立て捻り上げる。
同時に歯でもう片方を噛み締めると甘く蕩けた声を上げながら雪は達した。
「ひぁ、ああぁっん、、あっ、ぁああ、ぅ」
身を起こし痙攣を続ける穴を容赦なく穿つ。
ごつごつと荒々しい律動で達した余韻に浸らせもせず自らの射精を求めた。
達しても尚止まない快感に泣く雪が愛おしい。
細い腰を掴み突き入れる度肉を打つ音が立つ。
一層深く突き立てられた肉棒が雪の中で爆ぜた。
ゆるゆると動かし最後の一滴まで注ぐと肉棒を引き抜き熱に浮かされた雪に覆い被さった。
口の端からは唾液が垂れ、目尻には雫が伝い、黒いレースは白濁に汚された愛おしい人。
こぽり、後孔から吐き出される白濁にびくびくと全身を震わせている雪が可愛くて仕方ない。
焦点の合わない雪を労わる様に口付けを落としそっと髪を梳く。
伝う涙を舐め取ると不思議と甘く感じた。
「まだ、、きもちい、かんじ、、がします、、、」
ぽつり呟かれた台詞に胸が熱くなる。
ぎゅう、と抱き込むと震える身体で抱き返された。
「雪、愛してるよ。」
「っ、んん、俺も…。
俺も啓一さんの事、愛してます。」
交わす睦言に触れ合う唇。
徐々に重たくなっていく瞼に啓一の腕は優しかった。
愛おしい人の腕に撫でられながら雪の意識は旅立っていった。
ふと柔らかく唇に触れる感触に起こされた。
目の前には啓一の顔。
ぱちり、瞠目したが再び口付けられ力が抜けてしまった。
ちゅ、ちゅ、と音を立てる軽い口付けにもどかしさを感じた。
啓一の首へ腕を掛け雪から舌を差し出した。
「ふ、ぅん、、っ」
舌を吸い絡ませ合い内頬まで舐められる。
覆い被さる啓一に身体が弄られ熱が上がっていく。
唇が離されしっかりと見止めた啓一の瞳には爛々と欲が輝いていた。
「おは、ようございます、、、?」
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