アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
桜の季節にこんにちわ
-
中学の時にいじめ
勉強も出来ない
趣味もない
画面に逃げて
紙に愛をさずけ
物を愛でて
光を拒んだ
そんな私達が行く高校はとてもマイナーで、なおかつキチガイしかいなかった
青春なんて紙の中の話
恋愛なんて画面内の物語
そう考えていたのに
全てを覆す
あの出会いさえなければ
私は_____では無かったかもしれない。
秋side_____
電車で1時間もかかる
高校の入学式会場に鬱々しく親とともに
僕は慣れもしないスカートを履いて向かった
会場に着けば
まぁ?なんというか花が咲いた入学式とは
全く似つかない
彼岸花が咲き誇ったような静かさの中に足を踏み入れる
クラス表を見れば
中学の同級生とは違うクラス
名前を見れば同性は片手で数えられる数しかいない
ほかの名前は異性の名前
まるで男子校に間違えて入学した感覚である
入学式後には新規のクラスで集まり
SHMが始まる
さすがマイナー高校
クラスメイトを見ても最初は思うだろ
『根暗共の集まり場所』
こんな所で青春なんて刻めない
てか、僕が不登校になりそうなレベル
まともな人間が欲しいよ…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 2