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帰ってきていつも通り門をくぐる。
この家の車庫は地下にあるから、車は見当たらないけれど……
「あ……」
なんとなくわかる。
立ち止まって家の方を見つめる。
「……?どうしたのりっちゃん」
立ち止まったままの僕に秋ちゃんが話しかけてくるけれど、そんなの気にしている暇ない。
嗅ぎ慣れた匂いがする。
それが懐かしく感じる。
惹きつけられるように、無言のまま歩き出した。
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