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乃木に来てもらってもう一度、2度とあんなことはするなと叱責してから仮眠室に移動した。
乃木はどこか変わっているが、話の分からない奴ではない。
それでももし、また同じことをしたらその時は職を失うだろう。
仮眠室の固いベッドに横になるとすぐに落ちた。
気が付くと朝だった。
7時か。仮眠のつもりがガッツリ寝てしまったな。
ここ最近は2.3時間しか眠れていなかったから、夢を見る暇もない程に爆睡していたらしい。
更衣室に行って予備の白衣を着る。
後で洗濯してもらわないと、もう替えがない。
こんな予定じゃなかったのにな。
隼人には振り回されまくりだ。
ロッカーの鍵を閉めて洗顔と歯磨きのために洗面台へ向かうと飯窪が入って来た。
「おはようございます〜。久しぶりに眠れました?たまにはちゃんと帰った方がいいですよ。医者の…えーっとなんでしたっけ?」
爽やか天然系の飯窪は癒しキャラだ。
今日は早番なんだな。
「あぁ。医者の不養生な。今日の隼人の体調次第で帰るか決める。ゆっくり風呂にも浸かりたいしな」
「あー!それですそれそれ!さすが物知りですね。
桐生先生って見かけによらず長風呂派なんですよね〜。意外性抜群ですよ」
医者の不養生ごときで物知りとは。
飯窪は意外とアホなのかもしれない。
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