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バスタブにお湯が溜められていて、
アキラさんが俺を起こす前に溜めてた事が判明。
気が利くアキラさんについ、笑った。
服を脱がせて貰う。
下を脱ぐ時に電気を薄暗くしてくれて、ああ、本当にアキラさんは俺を大事にしてくれてるって感じた。
だから、
自分から電気を点けた。
「ユノ、消さんと?」
驚いたような顔のアキラさんに、
「うん。消さないとよ」
と返事を返した。
「ちょっとづつ、慣れたいから」
俺の本当の気持ち。
流されてなんかいない。
「そっか、じゃあ恥ずかしくなったら電気消して良かよ」
アキラさんは何だか嬉しそう。
「うん」
そして、全部脱いだ。
うーっ、めちゃくちゃ恥ずかしいーっ。
アキラさんも全裸だから、目のやり場に困り目を閉じちゃう俺。
そしたら頭をポンポンと叩かれて、
「風邪引くから早く風呂入ろう」
とアキラさんに背中を押され、中に入る。
ドキドキが止まらないーっ!
身体を洗って貰う間もドキドキで、つい、目を閉じたまま。
髪も洗って貰ってるから、
「ユノ、小さい子みたいだな」
クスクス笑われて、思わず目を開けた。
アキラさんの鎖骨辺りが視界に。
そして、胸も…
「目、開けちゃったけどシャワーかけるぞ?」
アキラさんはまるで保護者みたい。
アキラさんのシャンプーは流石、美容師!上手いというか気持ち良いっー!
「ほら、湯船入るぞ」
2人で湯船に。
ウチの風呂はゆったりだから2人で入れる。
しかも、俺はアキラさんに抱っこされてるんだよな。
「こら、手動かすな」
ビニールを巻いてる手を危うく湯船に入れそうになりアキラさんにキャッチされた。
アキラさんの肌の感触。
「ユノ、寄りかかっていいよ」
ぐいっと後ろへ引っ張られた。
「ユノ、ありがとうな。」
「え?」
「努力してくれとる事。電気つけたまま風呂とか、結構無理しよるやろ?」
俺は首を振る。
「してない。そりゃちょっと恥ずかしいけど。だってアキラさんみたいにカッコイい身体じゃないから」
色白で貧弱そうな俺の身体。
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