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不安【ヴィクトル・ニキフォロフ】
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無音の中で踊られていたそれはとても…
美しかった。儚かった。
自分の滑った曲なのにそれは勇利のものになって、どこまでもしなやかでエッジの使い方が上手いから綺麗なトレースを描いていく。
何よりも全身から音楽があふれている。
眼が放せなかった。
あの時にコーチになってくれと酔っていた君は俺に言ってたね。俺に新たな道を示してくれた君。
俺は良くも悪くも昔から他人に興味がなかった。浅く広く、大事なのマッカチンだけ。ユーリとヤコフは…難しいな家族かな。
本当に君が初めてだよ。俺にここまで興味をひかせたのは。
「Yuri…Katuki」
勿体ない。あの子はもっと上にいける。
この動画は正式に君からのプロポーズだとうけとっていいよね?
そして、気がついたら日本のあの子の元に飛んでいた。全てをなげだして。
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