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君から離れたい【ヴィクトル・ニキフォロフ】
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「ありがとうヤコフ。」
「まったくだ。いつも人にすかれ選ばれてきたお前だが誰かを選ぶなんてこと初めてだったからな。大方、自分が必要とされなくなって捨てられることでも考えたってところか。」
「わぁお、やっぱりヤコフには敵わないな…」
そう、俺があの時ゾッとしたのは戦うことというよりも勇利と離れることだった。
勇利と競うとき、それは君の隣から離れてリンクに立つということ。
そして君にもう大丈夫だといわれたとき。
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