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恋敵【ユーリ・プリセツキー】
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「で、カツ丼。呼び出したのはどういう用件なんだよ。」
俺とJJ、クリスの視線が勇利へ注がれる。
「えっとね、実はこれを踊りたくて…一番近くてエキシビションでやろうと思ってるんだよね。」
「「「エキシビション!?」」」
「いや、ほら5位以内ならできるわけでぼくでもいける……かなって」
「同じ大会目指してるっていいのにいい度胸だぜ。」
「でもまぁ、優勝は…」
「「「俺(おれ)(JJ)だけどな(がいただくよ)(だけっ‼)」」」
「あはは…ソウデスネ」
ああ、みんな邪魔なんだよ。一番は俺に決まってんだろくそがっ。
しかし勇利のやつその曲なら完璧に踊れるじゃねぇか。何を教わりてぇんだよ。意味わかんねぇ。
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