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おもい【ヴィクトル・ニキフォロフ】
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不安がっていた俺に微笑みを投げ掛けてくれた君。
つい嬉しくて抱きしめて、告白をした。
君はイエスといってくれるだろうか。ついさっきまで自分の自己中心的な考えを反省したばかりだというのに。
弱気になったその告白を君は声を潜めて笑いながら幸せそうに『Yes』といってくれた。
涙が止まらなかった。やっと俺を見てくれる人に出会えた喜び。無償の暖かさに包まれる幸福。地に足がついた気がした。
「ねぇ…勇利、今度は俺がきく番だよ。どうして勇利はあれをすべったの?」
なおさらしっかりとききたい滑った理由。
どんな想いで君は滑ったの?あの薔薇の意味は?
教えて勇利。
俺は勇利を抱き締めながら彼が話し出すのを待った。このままイチャイチャするのもいいけどやっぱり俺だけ話すのは不公平だからね。
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