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『す、凄い…』
クスクス笑ってるのはコック長の葵(あおい)さん。若そうなのに三十代なんだって。エロいフェロモンが滲み出てる。…歩く18禁ってこういう事なのかな?
今、俺は料理の手伝いをしている。
て言っても、お皿洗いだ。出来上がった料理を見て凄いな〜って呟いてるだけ。
いや、もう凄すぎて直視できないくらいヤバかったよ!フライパンから火が出てたし。
よし、終わった〜。誘われたのでメイドさんたちと一緒に料理を運ぶことにした。
使用人たちにも配るんだって。給食当番みたいで楽しそうだ。
『お疲れ様ですっ』
「悠様、なぜ…ハッ、メイド!!何をしているのだ!!!」
『いやいや、俺がやりたいって言ったんですよー!お気になさらずに』
ニコッと笑うと、「そ、そうでしたか…」と執事っぽい人が畏まった。
なんか気を遣われるのって嫌な気分だな。
『お疲れ様です〜』
「あ!悠様、わざわざありがとうございます!」
「申し訳ないです…」
『全然、俺がやりたくてやってるんですよ!
…今日も、お疲れ様でした〜。
メイドさんたちって毎日忙しいんですね…』
「いえいえ、Aの方々のため、王様のため、国のため、そう思うといくらでも働ける気がするんです」
い、良い人だ…こっちの世界の人たちってまっすぐで一生懸命だなぁ。
俺の中学はちょっと腐ってたからさ。
いろんな部屋を回って、最後にたどり着いたのはAが食事をとるところだった。
朝、みんな居なかったからな…夜は一緒に食べれるのかな?
不安になりながらも扉を開けた。
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