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『お、届いた』
ギャオ ギャオ
苦しそうに怪物は蠢いている。
まあ、それもそのはず。
俺が投げた槍は、怪物の左目を貫いていた。
刺さるぐらいで満足だったんだけど、貫いちゃったみたいだ。
うええ、血がグロい。
『よし!アルさん頑張って!』
驚きながらも頷いてくれた。
あーアルさん良い人だわぁ。めちゃ好き。
「…ルイにも言ってあげて」
エルさんに言われてルイさんを見ると、恨めしそうにアルさんを見ていた。
『ルイさーん!やっつけちゃってください!!』
応援ってやっぱり嬉しいのかな。やる気を出したみたいで、もう一匹黒獣?を召喚してた。
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