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ばれちった
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部屋に着くと、疲れがドッと来た。
「お前、生徒会長と知り合いだったんだな」
『ん…実家が隣』
「マジか…」
取り敢えず、荷解きを開始した。
机とタンスとベッドは備え付けてあったから
(お金持ちはやっぱり違うなぁ)
荷解きはすぐ終わった。
が、瓶底メガネの予備が爽に見つかって、遊ばれた
ときに気付かれた。
「これ度入ってなくね?」
くそ…
俺はどんだけおっちょこちょいなんだ。カツラも瓶底メガネもバレてしまった。
「…俺、お前が分かんねぇわ」
取り敢えず素顔見せろ、
とメガネを取ろうとするので反射的に避けてしまい、
それから俺と爽の攻防が始まった。
ボクシングとか柔道とかを生かしてもいいんだけど、
あんまり怪我させたくないしな…
逃げ回ってたら、タンスの角に小指をぶつけた。
『っっ…!!!!!!!』
強烈な痛さに俺は蹲ってしまう。
そして気付く…
「フッフッフッ…さあ、見せろ!」
ガタッ
「は…?」
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