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拭えない感触と変化1
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「ありがとう、家まで送ってくれて」
「気にするな。あんなことがあれば心配するに決まってるだろ」
あのあと泣き止んですぐに隼人が帰ろうと言った。それに反対する理由もないしこんな所からすぐに出たかったから立ち上がった
だけど驚いたことに手を繋いで、だ
最初は恥ずかしくて離そうとするが「またどこかに連れて行かれてしまったらどうするんだ?」と言われれば何も言えなくなる
隼人の手はオレより大きく沢山たこを潰した所為で硬くなった手、絶対に離さないってくらい力強く握っている。夏で暑い所為で僅かに湿った感触もするがそれより恥ずかしさで解けるかと思った
周りの視線を感じながらなんとか家まで帰ってきたのだ。ここまで来たならご飯食べていけばいいと言うが親父が待っているらしくて帰った
オレは急いで風呂に入ってボディソープを手に体を洗うが、どうにも男に触られた感触が残っている
余り長風呂していても逆上せるから出て部屋に行った。明日から合宿だから洗濯されて切れになったユニホームなどをバッグに詰め込んだ
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