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不思議に思ってメールで聞くが『何でもないから先に帰っとけ』と返信が着ただけだった
ちょっと不安はあるがここは大人しく帰ることにした。すると校門を出てすぐの角で驚きの光景を見た、それは3年の黒井先輩と渡辺先輩が抱き合ってキスをしていたのだ
「・・・・」
驚きで声も出ず呆然と立ち尽くしていたらバレてしまった
「き・・桐谷!?どうして、もう帰ってたんじゃ・・?」
「あ・・いや・・・・ちょっと残ってて・・あのごめんなさい!!誰にも言いませんので!!それでは!!」
流石に現場を見てしまったオレは問いかけてくる黒井先輩たちに申し訳なくなって頭を下げて帰ろうとしたら腕を捕まれた。これはマズイ展開?と思っていたら
「ちょっとまて、少し付き合え」
あ、これはやっぱりマズイな思ったら連れてこられたのは近くの自販機だった。そこで先輩はスポドリを奢ってくれた
「まあ分かってると思うけどオレと空は付き合ってんだ、だからってお前を取って食おうとかそういう事は考えてないから」
不安を取り除くように言ってくれたお陰で安心できた、しかも黒井先輩と渡辺先輩が付き合っていたなんて知らなかった。黒井先輩は元主将で同じ学年なのに渡辺先輩だけ特別な扱いをしているような感じは全くなかったのだ
「そりゃ折角いい感じにできあがあっているチームの雰因気を壊したくないからな、その分オフの時はたっぷりと可愛がるけど!」
「それ・・後輩の前で言わなくてもいいだろ・・///」
口では文句をいっているけど渡辺先輩は頬を紅くしていた、黒井先輩の事相当好きみたいで羨ましく思った。オレもそんな風に付き合えるかなと想像したら
(やべ・・口のニヤニヤが・・)
慌てて隠そうとしたのが遅くて緩んだ口をしっかりと見られてしまった
「おやおや~桐谷くん~?もしかして君は・・・」
「好きな人がいるかな~?しかも男の人だろ?」
ああ、これは白状するまで解放してくれなさそうだと正直に告白することにした。それに男同士の付き合い方にアドバイスとか貰えればラッキーだ
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