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隼人と剣道の通っている道場が同じだと知ると待ち合わせをして行くのが当たり前になっていて、今日ももうすぐ時間だと家を出た
少し歩いて行けば待ち合わせ場所についたが先に隼人が待っていた
「遅くなってごめん」
「そんなことはないだろ?まだ約束の時間にはなっていないし謝らなくてもいいって」
まるでデートの待ち合わせの時にお決まりのような台詞に隼人は何でもないように言う、そう言うところも知ったりするとまたかっこよくて胸の動悸が早くなる
バレないようにしようとオレから話をする
「な、なあ今夜って時間あるか?」
{今夜?何かあるのか?」
「うん・・今日和哉が水泳の大会があって、それで母さんは応援に行くんだけど、夜は遅くなりそうで、だから何処かでたべてきなってお金を渡されたんだ。それで隼人も誘ったらって多目に貰ったんだ」
「そうなんだ、まあ親父に聞いてからでいいか?離婚してからいつも2人で食べていたから何となく聞いてからじゃないといけないかなって」
隼人には隼人の事情がある、だから無理に誘う必要はないしオレに合わせる必要もない。それでもすぐに断らなかったのは嬉しかった
「いいよ。お父さんのこと大事にしてるんだな」
「それはお前もだろ?有名人の子なのにひねくれたり威張ったりしてないしな」
オレはそうなのかな?疑問に思うが、これまでで腹が立ったりすることはあっても嫌いになるようなことはなかったと思う。少なくとも覚えている限りは・・・
それから道場に着くまでの間何処で食べるかっていう話になった。当然食べ盛りの男子高校性が2人、しかも稽古後だから相当腹を空かせるわけだから沢山食えるところがいい
それに大きな荷物を置ける場所であるのも考えないといけない、この街来てまだよくは知らない隼人はオレに任せると言うがどこするか悩む
やはりここは定番のファーストフード店にするか、寿司のチェーン店にするか牛丼屋か、色々考えているうちに道場に着いてしまった、どこに決めるかは終わった後にしようと思う
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